田中将大、日米通算200勝ならず 広島に完敗

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 「広島8-3巨人」(28日、マツダスタジアム)で、日米通算200勝を目前に控えた田中将大投手が先発登板したが、期待に反し、2回に6安打を許し、5失点(自責点4)で早々に降板し、2敗目(2勝目)を喫した

この試合の結果は、田中投手が目指す偉業の達成を阻む形となった

 試合後、田中投手は「うーん

ほんと悔しい結果に終わりましたね」とコメント

「相手のバランスを崩しきれなかったなっていうところは、そこは大きな要因かなというふうには思いますね」と自己分析し、自身の投球について反省の意を示した

 田中投手は、丁寧に低めを抑え、コーナーを突く投球を展開していたが、打球は野手の間や頭上を抜ける場面が多く見られた

彼は「細かなコントロールも重要だけど、完璧じゃないと抑えられないというのは問題だと思う」とし、相手チームが食らいついてきたことが、バランスを崩す要因だったと振り返った

 試合の中で、田中投手は2-1の状況で二回1死満塁のピンチを迎え、遊ゴロ失策によって同点とされ、その後追加点を奪われてしまった

これに関して田中選手は「イニングは終わっていたが、今の答えだと思います」と味方のミスを責めることなく、冷静に受け止めた

今回の試合では、田中投手が日米通算200勝を逃したことが大きな注目を集めました。ピッチングや運の要素が重なり合う中で、彼の冷静な分析と前向きな姿勢はプロの選手としての素養を示しています。今後の活躍に期待したいところです。
キーワード解説

  • 日米通算200勝とは?:日本とアメリカのプロ野球での勝利数を足したもので、選手の実力を示す重要な指標です。
  • 自責点とは?:投手の責任で失った点数で、エラーなどによる失点は含まれません。投手の実力を測る際によく使われます。
  • ピンチとは?:試合中に相手チームが得点する可能性が高い状況を指し、特に守備側にとって危険な場面と言えます。

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