ヤクルトが広島戦へ挑む、果たして連敗を止められるか

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■プロ野球 ヤクルト対広島(29日 バンテリンドーム)東京ヤクルトスワローズは、今季113試合目となる広島東洋カープ戦に臨む準備を整え、そのスターティングメンバーが発表された

現在、ヤクルトは直近の3カードで負け越しており、成績は41勝65敗6分、借金は24に達している

チームは中日ドラゴンズと7ゲーム差、DeNAベイスターズとは9.5ゲーム差をつけられ、セ・リーグの順位は低迷している

特に防御率は3.61で、リーグで唯一の3点台を記録してしまっており、最下位に位置している

そんな中、村上宗隆選手は復帰後の27試合で10本のホームランを放ち、打撃面でチームを引っ張る存在となっている

さらに、前日に頭部に死球を受けた北村恵選手もこの試合にはベンチ入りすることが発表された

前日の試合、ヤクルトは中日戦で初回に内山選手の犠牲フライで先制

しかし、その直後に先発の吉村選手が四球と連打で無死満塁となり、その後内野ゴロ間とボスラー選手の適時打で2点を失った

6回にオスナ選手が10号ソロを放ち同点に追いつくも、7回には内山選手の適時二塁打で1点を勝ち越す

しかし、その裏には2番手の大西選手が3四球で2死満塁となると、3番手の荘司選手が上林選手に逆転の2点適時打を浴び、試合は敗北となった

大西選手は今季2敗目を喫した

今季の広島戦では8勝6敗2分と勝ち越しており、昨季の成績(10勝15敗)は負け越しに終わったが、22年には16勝8敗1分という勝ち越しを記録した実績もある

この日の先発は、高梨裕稔選手(34)

今季は14度目の登板で、先発は13度目になる

成績は2勝3敗、防御率2.59

前回の阪神戦(神宮)で6回5安打1失点(自責0)という内容で、勝ち負けつかずとなっている

広島戦は今季4度目で1勝0敗、計9回を投げ1失点(自責0)と好相性だ

一方、広島の先発は森翔平選手(27)

今季19度目の登板で、成績は5勝5敗、防御率3.38

前回の中日戦(マツダ)では7回0/3を投げ7安打2失点(自責2)の内容で、こちらも勝ち負けはついていない

ヤクルト戦では今季4度目の対戦となるが、0勝2敗、防御率4.58と苦戦している

スターティングメンバー
ヤクルト 広島
1)太田 ライト 1)中村奨 センター
2)濱田 センター 2)ファビアン レフト
3)内山 レフト 3)小園 ショート
4)村上 サード 4)モンテロ ファースト
5)オスナ ファースト 5)末包 ライト
6)古賀 キャッチャー 6)羽月 セカンド
7)北村拓 セカンド 7)坂倉 キャッチャー
8)伊藤 ショート 8)佐々木 サード
9)高梨 ピッチャー 9)森 ピッチャー
ヤクルトが広島戦に向けたスタメンを発表し、連敗を断ち切るための戦略が見られます。特に、村上選手が復帰後好調を維持していることはチームの強みですが、防御率の低迷も課題です。先発投手の高梨選手が自身の成績を生かし、チームに勝利をもたらすことが期待されています。試合の結果に注目です。
キーワード解説

  • 先発とは? - 試合において最初に登場する投手のことを指し、その選手のパフォーマンスが試合の流れを大きく左右します。
  • 防御率とは? - 投手が投げた回数に対して、失点をどれだけ抑えたかを示す指標で、数値が低いほど優れた投手とされます。
  • ホームランとは? - ボールが外野のフェンスを越えて飛ぶことを指し、打者にとって最も得点を直接生む重要なプレーの一つです。
  • ボスラーとは? - 一定の条件下でチームにおいて打者に特別な役割を持つ選手のことを言い、その重要性が注目されます。

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