29日のオリックス戦では2安打を放ち、これで6試合連続安打をマークした
29日時点で、古賀の8月の月間打率は・327で四本塁打を記録し、2024年に打った自己最多の三本塁打をこの一ヶ月間で上回っている
ノーステップ打法を駆使した打撃改善
古賀は「コンタクト率が上がってきた」と打撃の状態について語ったこのコンタクト率とは、バッターがボールにバットを当てる確率を示す指標で、高ければ高いほど打撃成績が向上する傾向にある
彼は中大時代から取り組んできたノーステップ打法に磨きをかけ、今年の後半戦から打席の最初からこの打法で臨むことを決意した
立花打撃コーチは、彼の好調の要因について「打撃が安定しており、ボールをしっかりと捉えられている」と分析した
暑さをものともせず
30日午後2時、埼玉・所沢市内では38度を記録し、ベルーナドーム内は息苦しいほどの蒸し風呂状態であったそんな中でも古賀は、先発出場に向けてフリー打撃やバント練習、走塁練習を精力的に行い、「暑さは気にしない」と前向きな姿勢を見せた
彼の体重は夏季に入っても増減がなく、ベストコンディションを維持している
チームの未来への期待
しかし、29日の試合での敗北により、自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性は消えた古賀は「これからは本当に負けられない戦いが続く」と述べ、勝利が必要な状況を認識している
彼の役割は益々重要になり、チームの再逆転の原動力となるべく、存在感を示している
試合状況の詳細
この日の試合はベンチスタートとなった古賀だが、先発投手の松本は、三回に広岡選手に先制3ランを許し、苦しい展開が続いているチームが厳しい状況にある中で、古賀の打撃への期待は高まっている
西武・古賀悠斗選手の夏の好調な打撃は、チームの逆転を狙う上で信頼できる武器です。彼のノーステップ打法の効果を実感しており、今後の試合でもこの好調を維持できるか注目です。また、厳しい状況の中での彼のポジティブな態度も印象的です。
キーワード解説
- ノーステップ打法とは?: スイングにおいて足を動かさずに打つ打法で、力の伝達が効果的に行われる。
- コンタクト率とは?: バッターがボールにバットを当てる確率を示す指標で、高いほど打撃成績が良好になる。

