巨人・杉内コーチが井上温大の投球に厳しい指摘、次回登板への期待も示す

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巨人の杉内俊哉投手コーチ(44)は、8月30日に行われた阪神戦(甲子園)の後、井上温大投手(24)のパフォーマンスに苦言を呈しました

井上はこの試合で5回途中、4安打3失点という内容で、特に先頭打者に対する四球が目立ちました

初回から不安定な立ち上がり

井上は初回に、30打席連続無安打中の先頭打者・近本にいきなり四球を与える不安定なスタートを切りました

続く一死二塁の場面では、3番打者の森下に適時二塁打を浴び、早々と先制点を献上しました

この四球は、別の投手からのサインを受けていないにもかかわらず、そのままの状態で投げてしまったことを示しています

続くイニングでの課題

さらに同点の状況で迎えた5回、近本に再び四球を与え、結局通算で4安打3失点で降板しました

井上は試合後、「先頭打者の四球は反省するべき点」と自身の課題を認め、「同じ失敗を繰り返してしまった」と語りました

杉内コーチの厳しい言葉

杉内コーチは井上の投球内容に対して「見ていて恥ずかしい」と感じていることを率直に伝え、具体的には「逃げ腰では勝てる試合も勝てない」と批判しました

また、井上が自身の意識で低めに投げることを考えていることを指摘し、「そんな技術もないのにそれを実践しても意味がない」と一蹴しました

次回登板への期待
しかし、それだけではなく杉内コーチは次回登板についても期待を寄せ、「ビビらず思い切って勝負してほしい」と井上に注文しました

打たれたとしても、その姿勢が重要だと強調し、選手の成長を願う言葉を結びました

今回の試合で井上選手は四球を連発し、ファンやコーチからの厳しい意見が飛びましたが、その反面、杉内コーチは次回の彼に期待を寄せているのが印象的です。選手にとって、批判だけでなく、次に活かすための励ましも重要です。
キーワード解説

  • 投手コーチとは?:野球において、投手専門のコーチで、ピッチング技術や戦略を指導する役割を担っています。
  • 四球とは?:投手がボールをストライクゾーン外に投げ、打者がバットを振らずに進塁する権利を得ることを指します。
  • 先頭打者とは?:その回に最初に打席に立つバッターのことを指し、その選手が出塁することは、その回の流れを大きく変えることがあります。
  • 適時二塁打とは?:走者が得点できるタイミングで打った二塁でのヒットのことを意味し、大きな得点機会を生むプレイです。

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