巨人OB・堀内恒夫氏が岡本和真の3番起用に異議を唱える
元プロ野球選手で現在は野球評論家として活躍する堀内恒夫氏(77)が、8月31日に自身のブログで巨人の主砲・岡本和真内野手(29)が3番で起用されたことについての持論を展開した岡本は、30日の阪神戦(甲子園)で7年ぶりに3番・三塁でスタメン出場し、代わりにキャッチャーの岸田が初めて4番に抜擢され、3安打1打点の活躍を見せた
しかし、堀内氏は「3番岡本和真とはなんぞや」というタイトルのブログ記事で、「岡本が3番で起用された理由は何か、巨人軍には90年の歴史がある」という視点から疑問を呈した
阿部監督は「岡本に多くの打席を回したい」という意図を示し、初回から相手バッテリーに圧力をかける狙いがあることを説明した
堀内氏は、巨人の4番をただの4番目に置く打者とは異なり、特別な重みを持つ選手でなければならないと主張し、頻繁に4番を替えることはチームの重みを損なう行為であると警鐘を鳴らした
また、岡本が「何番でもいい」と言うことについても、彼のプライドを考慮する必要があると訴えた
さらに、岡本の守備位置についても触れ、今季は三塁と一塁を守るだけでなく、昨季は左翼もこなしたユーティリティーぶりについて評価しつつ、ポジションの変動が岡本のプライドに影響を及ぼす可能性を危惧した
最後に、井上選手や岸田選手についても触れ、「先発投手がキャッチャーにビビって投げられないのではないか」と指摘し、今後の選手たちにさらなる成長を求める前向きな言葉で締めくくった
堀内恒夫氏のブログ記事は、岡本和真選手の3番起用に対して強い意見を述べており、特に巨人軍の歴史やその重みを考慮する重要性を指摘しています。プロ野球はただのスポーツではなく、伝統やチームのアイデンティティが求められる場でもあるため、立場や役割の重要性が強調されるのは理解できます。選手たちがそれぞれの役割を果たすことで、チーム全体が強くなっていく可能性があります。
キーワード解説
- 岡本和真とは?: 岡本和真は、東京読売巨人軍のプロ野球選手で、内野手として主に三塁を守っています。彼は2021年に打点王を獲得し、チームの主力として知られています。
- 4番とは?: 野球の打順において4番は、最も打撃力が高い選手が入れる位置です。チームの得点をうるために重要な役目を持っています。
- ユーティリティー選手とは?: ユーティリティー選手は、複数のポジションをこなせる選手のことです。チームのニーズに応じて守備位置を変えられるため、重宝される存在です。

