広島は最下位のヤクルトに連敗し、順位も4位に落ち込んでしまった
特に神宮球場では4年連続の負け越しが決まり、厳しい戦いが続いている
その中でも注目を集めたのは、坂倉将吾捕手（27）の活躍だ
彼は五回で中犠飛を放ち、八回には今季初の2試合連続本塁打となる5号ソロを記録した
坂倉は8月に打撃不振に苦しんだものの、徐々に復調の兆しを見せている
坂倉の打撃に見る変化
坂倉は4点を追う八回の先頭打者として、カウント3-1から木沢のカットボールをジャストミートし、右翼スタンドに運んだこの一打はチームに追い上げムードをもたらしたが、勝利には繋がらなかったことが悔やまれる
安定感のある打席での戦い
五回の打席では、1死一、三塁の場面で中犠飛を放った坂倉は「食らい付けるようになった」と語り、打席内での対応を肯定的に捉えている
これまで8月は打率が171と低迷していたが、新井監督の指導を受けたことで、少しずつ良い方向に向かっている
重要な試合が控える9月
9月に入り、チームは苦い記憶を思い起こさせる昨季は8月まで優勝争いをしていたが、5勝20敗の大失速で屈辱を味わった
今年は特に混戦が続くため、まずは2日からの3位Denaとの直接対決が重要だ
坂倉の意気込み
「チーム的にも頑張らなきゃいけないと思うので、頑張りたい」と坂倉は力強く語り、ラストスパートに向けた意気込みを見せている彼の復調がチームにとって希望となることを願うばかりだ
坂倉選手の復調を受けて、チームに明るい兆しが見えてきた。しかし、連敗が続くと勝負の9月を迎える上で厳しい状況となっている。今後の試合に向けて、チーム全体の戦力が求められる瞬間が続く。
キーワード解説
- ソロ：1人で打った本塁打のこと。チームの得点を一気に増やす非常に重要なプレー。
- 中犠飛：犠牲フライとも呼ばれ、外野へのフライでランナーを進めるプレーの一種。
- 打率：選手の打撃成績を示す指標で、ヒットを打った回数を打席数で割ったもの。
- カットボール：投手が投げる球種の一つで、通常のストレートと違って、スライスするように変化する。打者には優位に感じることがある。
