この時、二死二・三塁の場面で中野拓夢選手が放ったセンターへの飛球に対し、オコエ瑠偉選手がチャージをかけましたが、ボールを弾いてしまいました
解説者の笘篠賢治氏は、このプレーについて「チャージがどうだったのか、無鉄砲なんじゃないかと思われるかもしれないが、ギリギリのプレーなんですね」と語り、オコエ選手のチャレンジを擁護しました
続くレフト後方への飛球も若林楽人選手が素晴らしい守備を見せましたが、フェンスに激突しボールをこぼしてしまいました
このプレーについては「見事なキャッチングを見せたんですが…」と惜しむ声が上がりました
さらに、ライト線を切ってファウルになると思われた飛球が浜風によって押し戻され、エンタイトルツーベースとなる場面もありました
解説者は「エンタイトルツーベースも滅多にない
こういうことが7回裏に一気に起こってしまった」と驚きを表明し、「甲子園には魔物が棲んでいるということなんでしょう」とコメントしました
試合の展開によっては、選手たちの守備が勝利に直結することが多く、特に外野守備はその役割を果たします
しかし、甲子園特有の風向きや球場環境が影響し、選手たちを翻弄することもあります
今回の試合では、甲子園の特異な環境が巨人にとって厳しい結果を招きました。選手たちの努力にも関わらず、思わぬエラーが積み重なることは、プロの中でも発生し得ることです。特に、甲子園特有の「魔物」という言葉が示す通り、環境がプレーに大きな影響を与えた一戦でした。
キーワード解説
- エンタイトルツーベースとは?エンタイトルツーベースは、打球が野手の影響を受けて内野でなく外野まで抜けて、ランナーが進塁できる状況を指します。
- 外野守備とは?外野守備は、野球のポジションの一つで、外野にいる選手たちが打球を捕る役割を担っている部分を指します。

