楽天がベテラン岸の活躍で勝利を収める、今週の見どころも注目

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先週、プロ野球の楽天イーグルスが歴史に残る瞬間を迎えました

40歳のベテラン投手、岸孝之選手が400試合目の先発で通算170勝を達成したのです

この試合は8月26日に青森・弘前で行われたソフトバンク戦で、岸選手は6回を投げて3安打1失点(自責点0)という素晴らしい成績を残しました

試合中、味方のエラーにより先制を許しましたが、「今年一番の投球」と自信を持って語る岸選手の投球は、チームにとって大きな励みになりました

この地方球場での勝利は、自身にとって10年ぶりとなり、17年の楽天加入以降は初めての快挙となりました

今週の見どころ

今週も注目すべきポイントがいくつかあります

特に、入団から2カ月を迎える助っ人選手ボイトが、今週中に2ケタ本塁打を達成できるかどうかが大きな話題となっています

ボイト選手はヤンキースでプレーした経験を持ち、2020年にはアメリカンリーグの本塁打王に輝いた実力派です

8月の成績は、打率3割2分1厘、5本塁打、16打点、出塁率4割4厘、長打率5割6分4厘、OPS(出塁率と長打率を足した数値)・969と素晴らしく、特に8月30日の日本ハム戦では、チームトップとなる8号ソロホームランを放ちました

このまま勢いに乗り、量産体制に入ることが期待されています

入れ替え&2軍情報

さらに、チームの新たな顔ぶれも登場しています

右膝手術から復帰した宋家豪選手が8月29日に今季初昇格しました

初登板を果たした同日の日本ハム戦では、1回を投げて1失点とまずまずの結果

しかし、31日の同戦では、延長11回、1点リードの場面で登場し、見事な二直併殺を実現し、4シーズンぶりとなるセーブを挙げました

なお、上半身のコンディション不良で離脱していたハワード選手も、31日のイースタン・リーグ西武戦で5回途中1失点と、再昇格に向けた一歩を進めています

広報情報

また、楽天モバイルパークでは2日と3日の西武戦に合わせて「スタミナグルメまつり」が開催されます

スタジアム正面広場には、あん肝もつ煮込みやケバブサンド、牛とろサイコロステーキ丼、極上スペアリブ、石垣牛100%バーガー、スタミナホルモン焼きそばなど、多彩なグルメが集結し、観客を楽しませる予定です

楽天の現在の状況は、ベテランの活躍が光っています。特に岸選手の170勝達成は、チームの士気を高め、これからの試合にも良い影響が与えられそうです。また、若手選手にとっては、強力な助っ人ボイト選手の存在が刺激となり、さらなる成長が期待されます。全体として、チームが活気に満ちた状態であることは、ファンにとっても嬉しいニュースです。
キーワード解説

  • OPSとは?: OPSは出塁率と長打率を足したもので、選手の攻撃力を測る指標です。高いOPSは多くの得点を生む可能性を示します。
  • セーブとは?: セーブは、試合の終盤に登板し、チームのリードを守ることが求められる投手の成績です。特に3点差以内の状況での勝利を意味します。

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