ソフトバンクのL.モイネロ投手が、9月2日のオリックス戦において初回に先頭打者ホームランを許しました
昨シーズンから先発投手への転向を果たしたモイネロ投手は、今シーズンここまで20試合に登板し、10勝2敗という成績を残し、昨年の11勝に続いて2桁勝利を達成しています
特に注目すべきはその驚異的な奪三振数で、150奪三振を記録し、リーグ2位に位置しています
モイネロ投手は、防御率が1.07と非常に優秀です
防御率とは、ピッチャーが9イニング投げた際に平均して何点失点するかを示す数字であり、通常は低いほど良いとされます
この記録は、1956年に西武ライオンズの"鉄腕"こと稲尾和久氏が樹立した1.06のパ・リーグ記録に迫るもので、現在、69年ぶりの更新も期待されていました
この日、モイネロ投手は21試合目の先発登板に臨みましたが、初回に1番バッターである廣岡大志選手が高めのボールを捉え、5つのファウルを積み重ねてからの8球目、151キロのストレートが打たれ、レフトスタンドに大きな一発を放たれました
これにより、彼がここまで続けていた連続無失点記録は29イニングで幕を閉じることとなりました
今回の試合では、モイネロ投手が初回に先頭打者ホームランを許すという予想外の展開が見られました。これまでの彼の成績は非常に優れていただけに、無失点記録がストップしたことは残念に思われます。まだシーズンは続いており、今後のパフォーマンスに期待がかかります。
キーワード解説
- モイネロ投手とは？：ソフトバンク所属のプロ野球選手で、昨シーズンより先発投手として活躍している。今季は卓越した成績を収めている。
- 防御率とは？：投手が試合を投げた際に、平均して何点失点しているかを示す指標。数値が低いほどピッチャーの成績が良いことを意味する。
- 奪三振数とは？：投手がどれだけバッターを三振に打ち取ったかを示す指標。この数値が多いほど、投手の実力が高いとされる。
