阪神・村上、11勝目も悔しさを残しさらなる飛躍誓う

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年9月2日、セ・リーグの試合で阪神が中日を5-3で下した

阪神の先発投手、村上(18歳)は6回無失点を続けたものの、7回の守りで崩れ、最後は悔しさを抱えたままベンチに戻った

今年自己最多となる11勝目を挙げたが、勝利の喜びよりも、最後のイニングを守り切れなかったことが悔やまれた

村上の投球内容とクオリティースタート

村上は、試合を通じて高低や内外角を巧みに投げ分ける作業をし、6回まで無失点に抑えた

クオリティースタート(QS)とは、先発投手が6イニング以上を投げ、自責点3以下に抑える投球のことであり、村上はこの試合で登板6戦連続のクオリティースタートを達成している

これは、投手が試合を支配し、チームの勝利に貢献するために必須の条件といえる

7回の崩れと影響

しかし7回、村上は先頭打者からの連打を許し、無死一、三塁のピンチを招いた

続けて山本選手に右翼線へ適時二塁打を献上し、その後代打の大島選手にも中前適時打を浴びるなど、合計3失点

この失点が最後の部分に影響し、村上は「1点だけで耐えられたところで、残りの2点は自分のミスだった」と悔しさを語った

挑戦する姿勢と今後の展望

それでも村上は、24年7月26日以来、対中日戦で6連勝を誇り、エースとしての実力を示し続けている

今年度はこれまで11勝を挙げ、勝率も驚異の0.786に達し、現在リーグ単独トップに立っている

勝利数や奪三振部門でも上位に名を連ねており、タイトル獲得も夢ではない状況だ

まとめ
村上は、自身が出場し優勝に貢献した昨年の経験も交え、今年もさらなる成長に向けた意欲を見せている

「狙えるところもある」と前向きな姿勢で語り、これからのシーズンへの意気込みを感じさせた

阪神の村上選手は、自己最多の11勝を挙げたものの、最後の7回に失点が続き悔しさを滲ませた。投手見習いとしての自覚が見受けられ、自ら課題を見つけて次に生かそうとする姿勢が印象的。その姿勢は今後の成長を期待させる。
キーワード解説

  • クオリティースタートとは?:クオリティースタート(QS)は、先発投手が6イニング以上を投げ、自責点3点以下に抑える投球のことを指します。この基準は、投手が試合を支配し、チームの勝利に寄与するために必要な条件と考えられています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。