広島の大瀬良、制球乱れるも逆転勝利の立役者に

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◆JERAセ・リーグ 広島―DeNA(3日・マツダスタジアム) 広島東洋カープの大瀬良大地投手が、自己ワーストとなる7四球を記録しながらも、勝利投手の権利を手にしました

試合は、5回までに投球数が101球に達し、2安打1失点という打たれた球数に対して守りを固めて見せました

試合の流れ

試合は、初回から波乱の展開となりました

大瀬良は初回に1死から連続四球を与えましたが、続く打者を抑え無失点

しかし、2回も先頭打者に四球を与えましたが、二塁に進ませないことで失点を防ぎました

ピンチの連続

3回には驚くことに、1死から3連続四球を与え、場内がざわつく中、トレーナーがマウンドに駆けつけました

1死満塁のピンチを迎えましたが、運も味方し、打者佐野のライナーが一塁手モンテロの正面へ飛んだことで併殺が成立し、さらなる失点を免れました

逆転劇の要因

試合の勝負が決まったのは5回、1死二、三塁の場面で代打を送られた前川が打席に立つと、相手の遊撃手京田が打球を後逸し、二人が生還、逆転に成功しました

このプレーが広島にとって大きな転機となりました

まとめ
5回までの投球を振り返ると、大瀬良は本来の力を発揮できず制球が乱れたものの、チームの奮闘でこの試合を勝ち取ったことが明らかです

彼の過去の最高成績である無安打無得点試合は昨年6月に達成したロッテ戦ですが、今回はそれを超える苦労がありながらも、無失点という結果を残す堅実さを見せました

広島の大瀬良投手が制球を乱しながらも、チームが逆転勝ちしたことは、野球における予測不能なドラマを象徴しています。制球力の重要性が問われる中、彼が結果を残し続けられるかが次の課題です。
キーワード解説

  • 四球とは?:四球とは、打者がボールを見逃し、球審によって投球がストライクでないと判断されることで、一塁に無料で進むことを意味します。投手にとっては失点に繋がる危険な行為です。

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