これで今季の中日戦は９勝１０敗
またリーグで唯一、負け越しの状態になった
先発の伊藤将司は、5回まで無失点で抑える好投を見せていたが、1－0で迎えた5回に崩れてしまった
2死一、二塁の場面で上林に同点の右前適時打を浴び、続く細川には右翼席に勝ち越しの3ランを打たれた
今季の対中日戦は伊藤の初登板であり、試合前の防御率が1.39と安定していただけに、今回の逆転劇は予想外だった
攻撃陣は0－0の3回に先頭の中川が大野から先制の2号ソロを放ち、貴重な得点を獲得した
「守りでできた良い流れのまま打席に立つことができたと思います
とにかく出塁することだけを考えてスイングしました
良い結果につながって嬉しいです」と中川は振り返った
しかし、逆転された直後の6回には、森下が自己最多を更新するシーズン20号ソロを放つも、チームを勝利へ導くには至らなかった
今回の試合を通じて、阪神の投手陣が求められる厳しい状況を浮き彫りにした
指揮官は今後の課題として、選手たちのメンタル面も挙げており、特にビッグイニングを許さない堅実な守備が再度期待されている
阪神の逆転負けは、特に伊藤将司選手の5回の崩れが大きな要因となったようです。防御率1.39のエースでも、状況に応じて調子を維持することの難しさを感じました。また攻撃陣も一時はリードを奪いましたが、その後の流れを保つ力が求められる試合でした。今後の試合へ向けて課題が見えた試合だったと言えます。
キーワード解説
- 伊藤将司とは？：伊藤将司は、阪神タイガースの先発投手であり、今シーズンは好調な成績を残している。防御率は1.39と非常に優秀だが、中日戦では逆転のきっかけを許してしまった。
- 防御率とは？：防御率は、ピッチャーが自責点をどのくらい抑えられているかを示す指標で、数値が低いほど投手が優秀であることを示す。1.39という数字は得点を許さない安定した投球を意味する。
- 先制打とは？：先制打は、試合の最初に得点を挙げる打撃のことを指し、特にチームに勢いを与える重要なプレーとされる。中川選手の先制2号ソロもその一例である。
