投打二刀流に挑戦中の柴田は、プロでの2度目の先発マウンドに立ち、「立ち上がりにバタついてしまったことが悔やまれます」と振り返った
試合初回、高部選手にいきなり137キロの直球を右翼線へ打たれ、二塁打を許す展開となった
すでにピンチを迎えるが、その後の投球が課題ながらも安定感を取り戻した
続く2番、西川選手にはカーブや直球が外れて3ボールに
風にアジャストできず不安定な投球が続く中、最後はストライクを投げに行った直球を捉えられ、先制の適時打を献上してしまった
しかし、その後のイニングでは走者を出すものの、柴田は初回とは異なり崩れることなく、最少失点を守り続けた
「なんとか粘って最少失点で切り抜けられたことはよかったと思います」と話し、自身の成長を印象づけた
この日の投球は3回を投げて5安打1失点、プロとして最多の51球で降板した
今後の試合に向けた貴重な経験となった
試合全体では、首位のソフトバンクがオリックスに優位に進めている中、柴田は試合を壊さず先輩たちにバトンを渡す役割を果たした
今後の成長が期待される投手として、ファンからも注目を集めている
柴田投手の粘り強い投球は、若い選手にとって大きな学びになるでしょう。試合を通じて経験を積めることは、プロとして非常に重要であり、今後の成長が楽しみです。また、彼の投球スタイルが、ファンの期待にどう応えるのかも注目したいところです。
キーワード解説
- 二刀流とは? 投手と野手の両方で活躍する選手のことを指します。近年は大谷翔平選手が代表例です。
- 直球とは? ストレートとも呼ばれる投球の一種で、握り方や投げ方によって速さを増します。
- ピンチとは? 得点を許す可能性が高い状況のことを言い、選手は特に緊張感を持って臨む瞬間です。

