藤川監督は選手たちに基礎技術の重要性を強調し、特に投手に対しては「丁寧なキャッチボール」を、野手に対しては「トレーニングを最後までやり切る癖」を身につけるように指導しました
火の玉の教え
藤川監督が新人選手に言及した“火の玉”訓示は、選手たちに真剣に取り組む姿勢を促すものでした彼は、自身の現役時代にもキャッチボールを重要視しており、「途中で飽きてしまうこともあったが、故障から学んだのはやはり基礎の徹底」と語ります
基礎を大切にし、選手生活が長くなるための秘訣として「丁寧にやる癖をつけること」を挙げました
ケガ防止を最優先
監督は「けがをしないこと」を最重要テーマとし、「アピールはいらない」と断言入団が期待されるドラフト1位選手の伊原(NTT西日本)についても、慎重な振り分けが必要と判断しています
藤川監督自身も過去にケガの経験があり、「キャリアで一番しんどかったのがけが」と述べ、土台づくりの大切さを再確認しました
佐野選手、6キロ増量に成功
さらに、ドラフト5位の佐野選手(日本海L富山)は、鳴尾浜の食事によって6キロの増量に成功したと報告昨年の12月に入寮し、わずか1ヶ月で体重が86キロに増加しました
「鳴尾浜のご飯は美味しい」と評価し、残り2キロの増量を目指しているとのことです
彼は開幕1軍を目指して、動きやすい体を作る計画です
藤川監督の訓示は、選手たちにとって非常に重要なものであり、基礎技術を徹底することが成功に直結することを改めて認識させるものでした。選手本人が求められる姿勢や体作りについても、現役経験を活かして具体的なアドバイスをする姿が印象的でした。
キーワード解説
- キャッチボールとは?:前に投げたボールを相手が受け取り、再び投げ返す練習のこと。投手にとって基本的な練習で、正確な投球技術を磨くために重要です。
- 基礎とは?:物事の基本や土台のこと。スポーツにおいては、選手が技術を身につけるために必要な基本的な動作やスキルを指します。
- 増量とは?:体重を増やすこと。スポーツ選手の場合、体重を増やすことが筋力や体力向上につながることがあります。