都市対抗野球決勝:三菱自動車岡崎、王子に惜敗
第96回都市対抗野球大会の最終日に行われた決勝戦で、三菱自動車岡崎(岡崎市)は王子(春日井市)に1―2で敗れ、黒獅子旗を手にすることができなかった三菱自動車岡崎のエース、秋山翔投手は、7回までわずか3本のヒットを許し、王子打線を完璧に抑える力投を見せた
しかし、試合の流れが変わったのは8回だった
王子の細川選手が放ったバットの打球が一度はアウトと判定されたが、ビデオ検証の結果、セーフに覆されて無死二塁となった
これをきっかけに流れを引き寄せた王子は、バント安打や三塁手のエラーを利用して見事逆転に成功した
試合後、秋山選手は「三塁手の菅原のエラーは、王子の声援が響く中でのプレーだったから大変だったと思う
私自身、投げたいところに投げられる制球力がついたのが大きい」と気持ちを語った
さらには、古巣である阪神タイガースのリーグ優勝に触れ、「おめでとうと送ったら“お前も優勝しろよ”と返信が来たが、残念ながらこの時は優勝を逃してしまった」と明かした
2025年の都市対抗野球決勝では、三菱自動車岡崎が王子に惜しくも敗れました。試合は7回まで順調に運びましたが、8回に流れが変わり、逆転を許したことが敗因となったようです。秋山選手の貴重な経験は、今後の成長に繋がるでしょう。
キーワード解説
- 黒獅子旗とは?:日本の都市対抗野球大会において、勝利したチームに贈られる旗のこと。
- ビデオ検証とは?:試合中の判定を見直すための映像技術を用いる手法で、正確な判断を支援する。
- 制球力とは?:投手がボールを狙った場所に投げる能力のことで、高い制球力は試合での安定性をもたらす。

