坂本選手が代打で決勝点、巨人が広島に勝利し4連勝達成

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巨人・坂本選手、代打としての活躍でチームを4連勝に導く

 ◇セ・リーグ 巨人4―3広島(2025年9月10日 東京D) 巨人の坂本勇人内野手(36)が、再び代打として試合を決定づける活躍を見せた

試合は3―3の同点で迎えた8回、1死満塁の場面での登場

相手チームの3番手右腕・島内から初球から5球連続で150キロを超える速球を受ける中、ファウルで粘り、6球目に低めのチェンジアップを打ち上げ、左犠飛を決めた

このプレイにより、増田大選手が本塁にヘッドスライディングで生還し、チームに4カ月ぶりの4連勝をもたらす決勝点となった

 試合後、坂本選手は岸田行倫捕手(28)と共にお立ち台に上がり、明るい表情を見せた

インタビュアーから祝福を受け、「ありがとうございます!」と元気な第一声を発し、さらにはガッツポーズを見せる場面も

坂本選手は「緊迫した場面だったのでホッとした

チームに貢献できて良かった」と振り返った

 この試合では、坂本選手は24試合連続でベンチスタートという状況であり、最近は代打での起用が主となっている

しかし、満塁の場面で彼が名を呼ばれた際、東京ドームの観客は大歓声で応えた

坂本選手はその期待に応えるべく日々努力している様子を語った

 また、坂本選手は、島内の力強い投球に対抗し、最後にチェンジアップを捉えたことを語った

「普段から岸田さんにバッティングを教えてもらっているので、良かったです」と冗談めかしてコメントし、側に立つ岸田選手を動揺させる一幕もあり、スタンドからは笑いが起きた

 高卒2年目からスター街道を歩み、現役最多の2446安打を記録してきた坂本選手は、プロ19年目で代打という新しい役割を体験している

「初めてやってみて、代打は本当に大変だと実感している

選手全員で戦っているので、与えられた役割を果たせるよう頑張っていきます」と、最後まで晴れやかな表情で語ったスーパースターである

この記事では、巨人の坂本選手が代打として試合を決定づける活躍を見せた様子が描かれています。特に、満塁でのヒットやその後のコメントからは、チームへの貢献とプロ選手としての苦労が感じられ、観客との一体感が印象的でした。
キーワード解説

  • 代打とは?野球において、試合中に別の選手と交代して打席に立つ選手のことを指し、特に打撃能力が求められるシチュエーションで使われます。
  • チェンジアップとは?投手が投げる球種の一つで、ストレートよりも遅く、打者のタイミングを外すために使用される変化球です。
  • ヘッドスライディングとは?野球において走者が本塁や塁に滑り込む際の技術で、身体を使って速く安全に到達するために行います。

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