この賞は、2軍の選手を対象に、その月の成績やパフォーマンスを基に選ばれるもので、選手にとって大きな栄誉となる
石塚選手は2020年に育成ドラフト1位でソフトバンクに入団し、2024年の途中には支配下選手として認められ、1軍デビューを果たした
8月にはウエスタン・リーグの20試合に出場し、驚異の打率3割9分1厘を記録
さらに1本塁打と15打点をあげ、攻撃面でも強い存在感を示した
受賞後、石塚は「MVPを取ったことがなかったので、2軍ですけどすごくうれしいです
打たないといけない選手だと思うので、まずはバッティングでアピールして、残りの試合では1軍で活躍できるよう頑張りたいです」と意気込みを語った
この受賞は、7月に前田悠伍投手、8月にはイヒネ・イツア内野手が同賞を獲得したことに続くもので、ソフトバンクからは3カ月連続の受賞となった
これにより、チームの若手選手が成長し、結果を出していることが再確認された
今回の石塚選手の受賞は、彼自身の努力と成長が示された素晴らしい成果と言える。特に打率3割9分1厘という成績は、2軍選手としては非常に高い数字であり、今後の1軍昇格の期待が高まる。若手選手の活躍は、チーム全体に好影響を与えるため、ソフトバンクとしても注目すべき人材が登場したことは朗報だ。
キーワード解説
- 育成ドラフト:育成選手として契約する際のドラフトの名称で、将来有望な若手選手を見出すために開催される。
- ウエスタン・リーグ:日本のプロ野球の2軍チームが参加するリーグで、選手たちが実績を積む場となる。
- 支配下選手:プロ野球チームに正式に登録されている選手のことで、選手としての権利が完全に保障される。

