日本ハム・達孝太が白星逃すも新人王争いは続行中

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 日本ハム・達孝太投手(21)は12日、西武戦に先発し、ハイクオリティースタート(HQS)を果たすも、7回108球で6安打2失点と好投したが、白星を逃し、今季通算成績は7勝2敗、防御率2.02となった

試合は3-7で敗れ、パ・リーグ2位の日本ハムは首位ソフトバンクとのゲーム差が2.5に広がった

 達は登板前、「勝たなければ2桁勝利は無理」と自信を見せていたが、期待に反し敗戦

残り試合(15試合)の状況を考えると、自己の2桁勝利達成は難しいと言わざるを得ない

さらに、この敗戦は「新人王争い」にも影響を与えている

 試合前時点で新人王争いをリードしていた達だったが、他の候補として打率2割8分3厘のロッテ・西川史礁外野手(22)、打率2割6分の寺地隆成捕手(20)、41試合登板14ホールドの西武・山田陽翔投手(21)らが存在

達が敗れたことにより、新人王の可能性は混沌としている

 昨年の新人王には西武の武内夏暉投手(24)が選ばれたが、達もその数字に近い成績を残す可能性は残っている

ただし、「当確ライン」とは言い難い

達は新人王について「シーズンが終わってから見えるものなので、特に意識はしていない」とコメントしている

 残り試合の中で、達は逆転優勝と新人王のダブル獲得を目指すが、その結果がどうなるかは試合の経過次第となる

今後も長身ルーキー右腕の注目が集まる

プロ野球の新人王争いは非常に注目されるタイトルであり、若手選手の成績や投球に大きな影響を与えます。達孝太選手が白星を逃したことは残念ですが、残りの試合でどれだけ奮闘するかが、今後の評価に繋がります。若手の成長を見ることができるのはファンにとっても楽しみです。
キーワード解説

  • ハイクオリティースタート(HQS)とは?:先発投手が7回以上投げ、自責点が2点以下の安定した投球を指します。
  • 新人王とは?:プロ野球において、ルーキー(新入選手)の中で最も優れた成績を残した選手に贈られるタイトルです。

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