広島、3連勝でクライマックスシリーズ進出の可能性を維持

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広島が中日を相手に5対0で勝利し、シーズン3連勝を達成しました

試合は、広島が三回に中村奨の2点打で先制、続いて五回にはファビアンの2ランホームラン、七回には小園の適時打で加点しました

一方、中日はこれで3連敗が決まり、シーズンの負け越しが確定しました

クライマックスシリーズ(CS)進出に向けて後がない広島にとって、この勝利は非常に重要でした

先発投手の常広は、今季最長となる6回を無失点で抑える好投を見せました

常広は立ち上がりからの直球が140キロ台前半と本調子ではありませんでしたが、そうした中でも「いつも通りに投げたら打たれる

より低めを意識した」と、より低い位置への投球を心がけました

四回には二死一、二塁のピンチを迎えた際、ボスラーを膝元のフォークボールで中飛に打ち取り、六回二死一、三塁では福永を低めの直球でゴロに仕留め難局を切り抜けました

常広は昨年、ドラフト1位として入団したものの、1勝に止まった過去があります

今年も開幕ローテーション争いに敗れ、これがようやく今季2勝目(2敗)となります

「そんなに焦らなくても勝負できると感じた」と語り、今後の投球に向けて自信を取り戻すきっかけとなる一戦となったと言えます

新井監督は中村奨について「少しずつ頼りになる雰囲気が出てきている

継続して頑張ってもらいたい」と期待を寄せており、若手選手の成長もチームの勝利に繋がる鍵となることでしょう

今回の試合では、広島が強さを見せつけ、クライマックスシリーズ進出の可能性を繋ぎました。特に常広選手の粘り強い投球が光り、チーム全体に自信を与える一戦となったことは大きな意味があります。新井監督の言葉からも、若手選手の成長が期待されていることが伺え、今後の試合への希望が持てる内容でした。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?: プロ野球のポストシーズンにおけるプレーオフ制度で、リーグ優勝チームを決定するための重要な試合です。
  • 先発投手とは?: 試合の最初から登板する投手のことを指します。試合の流れを左右する重要な役割を担います。
  • ドラフト1位とは?: プロ野球の選手を選ぶための選考方法で、各チームが優秀な選手を獲得するために選ぶ際、最初に選ばれる選手のことを指します。

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