この試合で阪神は今季7度目の無得点試合となり、連敗が続いている
さらに、中日との対戦成績は10勝11敗と再び負け越してしまった
どんなに強いチームでも、相手に勝ち越せない理由があるのだろうか
先発投手の才木浩人（26）は、7回を投げて7安打1失点の好投を見せたが、打線からの援護がなく、これで今季6敗目を喫した
「いい感じで投げられていたが、7回の先頭打者にヒットを打たれたのがもったいなかった」と才木は振り返った
その7回、ボスラーに二塁打を許し、1死三塁の場面で石伊に決勝の適時打を浴びた
防御率1.60はリーグトップの数字であるが、その一方で、中日戦では防御率が3.32と悪化し、3度の対戦で全て敗北という結果が続いている
この“中日の怪”に対して、藤川監督は「次の試合で頑張るべき」と選手のさらなる奮起を期待していた
さらに、打線も先発の大野投手に対し8回まで僅か4安打に抑えられ、無得点という結果に終わった
試合の中で3者凡退と無得点が続き、打線のつながりが欠けていた
今季5度目の対戦となった中日相手には、未だに勝利を挙げていない
今後の中日戦は残り4試合を控えており、まずは勝ち越しに向けて軌道を修正したいところだ
【記者: 磯綾乃】 今回の阪神と中日の試合からは、チーム状況の厳しさが浮き彫りになった。特に、中日戦で勝ち星が得られない「中日の怪」は、選手たちにとって克服すべき課題である。また、打線の不振が続く中、どのように状況を打破するのかが今後の注目点となるだろう。
キーワード解説
- 完封負けとは？：得点がゼロで試合を終えることを意味します。相手チームに得点を許さず勝つことも「完封」と呼ばれます。
- 防御率とは？：ピッチャーが投げたイニングごとに許した自責点の平均を示す指標で、低いほど良いとされます。
- 3者凡退とは？：攻撃側が3人の打者が立って3回続けて打ち取られた時のことを指し、得点の機会を逃すことになります。
