ヤクルトの主将である山田が千両役者ぶりを発揮した
試合は1―0で迎えた2回の先頭打者で、投手・森田が投じた高めの直球を強振し、見事に左翼席に10号ソロを放り込んだ
「芯にも当たりましたし、いい角度がついてくれた」と、自身の会心のショットを振り返った
この打撃により、山田は史上49人目となる通算1000得点を達成
また、12年連続の二桁本塁打も達成した
記念ボードを高らかに掲げた主将は、「49人目という数字を聞いて、すごい数字なんだなというのを感じます」と、己の記録の重みを実感
山田は特に、一番打者として出場した14年に106得点を挙げ、自己最多の130得点を稼いだ18年の記憶が印象深いと語った
「一番最初に塁に出て、一番最初にホームインするというのは心がけていた」と、当時の意識を振り返りつつ、近年は中軸の後ろを打つことが増えても「得点＝チームへの貢献度」という信念は忘れたことがないと強調した
ヤクルトは、17日にクライマックスシリーズ（CS）進出の可能性が完全に消滅したが、山田は「こういう試合をするのが大事」とプロとしての自覚を口にした
彼の胸には、今なお燃えたぎる闘争心が宿っている
ヤクルト・山田の業績には多くのファンが驚いている。通算1000得点達成という偉業は、チームにとっても大きな意味を持つ。山田は自身の意識を持ち続け、成績を残すことができている。これからの季節、彼の活躍がどのように続くのか期待が高まる。
キーワード解説
- 記念ボードとは？記念ボードは、達成した記録や業績を示すために掲げる特別なボードのことです。主に選手が重要な記録を打ち立てた際に使用されます。
- クライマックスシリーズ（CS）とは？クライマックスシリーズは、日本のプロ野球におけるポストシーズンのプレイオフ形式で、一部のチームが優勝を目指して競い合います。
- 本塁打とは？本塁打は、野球の試合で選手が打ったボールがフィールドを越えて外野に入ることで、ランナー全員が得点できる得点手段の一つです。
