この試合では先発投手の常広が3回で7安打を浴び、7失点(自責6)という不甲斐ない結果を残した
試合後、新井貴浩監督は「常広はシュート回転が多かったかな
甘いボールは一軍のバッターには見逃されない」と語り、経験を次につなげることの重要性を説いた
さらに、前日の巨人戦にも敗れたことで、広島は2年連続でBクラスが決定
今季の低迷の一因は、22勝45敗2分けと苦戦したビジターでの成績にある
特に関東での対戦が厳しく、巨人(東京ドーム)、ヤクルト(神宮)、DeNA(横浜)に対しては9勝24敗1分けという結果だった
これは昨季の13勝21敗1分けからさらに成績が悪化していることを示している
対戦成績そのものは極端に負け越しているわけではなく、巨人戦では12勝11敗1分け、ヤクルト戦も8勝11敗2分け、DeNA戦では10勝12敗2分けという数字が出ている
本拠地・マツダスタジアムでは対等もしくはそれ以上の成績を残しているため、来季には内弁慶を改善することができれば再浮上の可能性が見えてくる
ただし、チーム状態の原因は未だ明確ではなく、球団関係者は「今はホテルから出ない選手も多い
オンラインゲーム禁止令の方が効果があるかもしれない」と語り、過去のように外出禁止令を出しても効果が薄いとの見解を示している
今季も昨季に続き多くの敗戦が続いた広島だが、来季には改善の兆しが見えるのか、注目される
広島の今季成績は厳しく、特にビジターでの低迷が目立つ。しかし、本拠地での強みを活かして来季の改善を期待したい。しかし、選手個々の心理状態やチーム全体の雰囲気も問題となっているため、対策が求められる状況だ。
キーワード解説
- シュート回転とは?:ボールが回転しながら直進することで、予測しづらい動きを生むが、甘いボールになりやすいため注意が必要。
- 内弁慶とは?:自分のホームや慣れた場所では強いが、他の場所では弱いことを指し、特に広島はビジターでの成績が悪化傾向にある。
- Bクラスとは?:プロ野球の順位で、最後の方を指し、プレーオフ進出ができないことを意味する。

