阪神工藤泰成投手が出場選手登録を抹消、代わりにグラント・ハートウィグ投手が登録
2025年9月23日、横浜で行われたDeNA対阪神の試合において、阪神タイガースの工藤泰成投手(23)が出場選手登録を抹消されたこれで今季3度目の登録抹消となる
工藤投手の活躍と登録抹消の背景
工藤投手は、球団初の開幕前に支配下選手へ昇格した育成ドラフト1位ルーキーであり、その右腕からは最速161キロの速球を投げ込む今月11日に約3カ月ぶりに1軍に復帰し、4試合に登板し無失点という好成績を示していた
ただし、その登板の中での21日ヤクルト戦では、2死一、二塁の場面でマウンドに上がるも四球を与え、押し出しの死球を出す結果に終わった
これはチームにとって痛手となり、登録抹消を受ける要因となったと考えられる
新たに登録されたグラント・ハートウィグ投手
代わりに登録されたのは、27歳のグラント・ハートウィグ投手である彼はシーズン途中の7月に加入し、これまでに1軍で14試合に登板して防御率3.86という成績を残している
9月11日には一時登録抹消されたものの、再度のチャンスを得たことになる
工藤投手の登録抹消は、選手の育成過程においてしばしば見られる出来事であり、特にルーキーにとっては突如訪れる厳しい現実でもあります。一方、ハートウィグ投手の再登録には期待が寄せられており、阪神の投手陣の強化につながることが期待されています。
キーワード解説
- 育成ドラフト:育成選手として入団した選手が、一定の条件を満たすことでプロ契約を結ぶ制度。
- 防御率:投手が受けた自責点を基に算出される指標で、一般的に低いほど優れた投手とされる。

