広島・二俣翔一選手、捕手に再挑戦へ

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 2025年9月24日、日鉄鋼板SGSLスタジアムにおいて行われたウエスタン・リーグの試合で、広島東洋カープの若手選手、二俣翔一内野手(22)が、今秋から捕手への再挑戦を明らかにした

二俣選手は、20日の巨人戦前に新井監督からこの打診を受け、「内外野をこなして、捕手もできれば面白い選手になるな」と再挑戦の意向を固めたと言う

 二俣選手は、プロ入り初年度の2021年に捕手として2軍戦で16試合に出場しており、その後は内野と外野の全ポジションを守る versatility(多才さ)を持つ選手として1軍に定着している

この新たな挑戦は、彼にとってさらなるスキルアップの機会になるだろう

新井監督からの信頼を受け、自分の可能性を広げる道を選ぶことにしたようだ

 捕手としてプレーするためには、打撃や守備力だけでなく、戦術理解や投手とのコミュニケーション力も求められる

捕手はチームの「扇の要」として、投手をサポートし、試合の流れを引き寄せる重要な役割を果たすポジションであり、彼の新たな挑戦には大きな期待がかかる

 二俣選手は、ミヤザキフェニックス・リーグから鍛錬を開始し、「4年間のブランクがあるが、思い出しながら進めていきたい」と意気込みを述べている

また、高2軍監督は、彼がまだブルペンでピッチャーの球を捕球していないため、今後の練習で徐々に感覚を取り戻す方針を示した

 試合では、「3番遊撃手」としてフル出場し、守備では三遊間のゴロを逆シングルで捕球し、急速に三塁で封殺する好プレーを見せた

打撃でも五回に左前打を放ち、名投手・西勇からヒットを奪うなど、能力の高さを見せつけた

キャッチャーとしての練習では防具を着用し、送球時の動作を重点的に確認している

 二俣選手は「ピッチャーと一つになって、やっていきたい」と語り、新たな役割での活躍を誓った

「鯉の万能プレイヤー」としての新たな道を切り開く二俣翔一選手に、今後の成長に期待が高まる

広島の二俣選手が捕手に再挑戦することは、今後の彼のキャリアにとって大きな意味を持つでしょう。内野手としての経験を生かしつつ、捕手として認められることができれば、自身の価値をさらに高めることができます。ファンとしても、この新しい挑戦にどのように応じるのかを注目したいところです。
キーワード解説

  • 捕手とは? 捕手は野球のポジションの一つで、投手が投げたボールを受け取り、バッターの打球を処理する役割を持っています。試合の配球の指示を出したり、チームの守備を指揮する重要なポジションです。
  • 多才さとは? 多才さは、複数のスキルや才能を持っていることを指します。プロ野球選手においては、特定のポジションだけでなく、複数のポジションをこなすことができる選手が評価されることがあります。
  • 扇の要とは? 扇の要は、野球において捕手が持つ重要な役割を指す表現で、捕手が投手やチーム全体を支える中心的な存在であることを意味します。

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