西武・平良海馬投手が最多セーブ争いで好調を維持 - 2025年シーズン
（パ・リーグ、西武－日本ハム、24回戦、25日、ベルーナD）2025年シーズンも後半に入る中、プロ野球界では順位争いだけでなく、個人タイトル争いも白熱しているその中で、西武ライオンズの抑え投手、平良海馬（25）が最多セーブ争いの中心に位置している
平良投手は、8月31日のオリックス戦で2失点を喫したものの、8月7日の日本ハム戦から14試合連続で無失点を達成する安定感を見せている
沖縄県の八重山商工高等学校から西武に入団し、8年目を迎えた平良投手は自身の好調の要因について、「球が走っており、いいときのストレートが戻ってきた」と語った
昨季、平良投手は右前腕を痛めて長期離脱を余儀なくされた経験があり、その反省を活かしている
今年は意識的に張りを残す調整を行い、「去年の失敗を繰り返さないようにしている」と胸を張る
試合前時点でのセーブ数は、リーグトップでソフトバンクの杉山選手と並ぶ28個
西武はこれまで41試合の3点差以内の勝利を収める中、ソフトバンクは50試合を記録している
平良投手は、「出番がきたときにはいつも通りの投球をするだけです」と冷静にコメントしている
もし最優秀救援投手に選出されれば、球団としては2020年の増田達至以来、5年ぶりの快挙となる
平良海馬投手の活躍は、西武ライオンズの信頼できる抑えとしての地位を明確にしています。昨年の怪我からの復帰後、調整法の見直しにも取り組み、反省を活かした投球が評価されています。2025年シーズン中の彼の安定性は、ファンに安心感を与えており、今後の試合でもその成果を期待したいと思います。
キーワード解説
- 最多セーブとは？：プロ野球における最多セーブは、シーズン中に最も多くのセーブ（試合終了時に自チームを勝利に導いた投手）が記録された選手に贈られるタイトルです。
- セーブ数とは？：セーブとは、救援投手が試合を締めくくり、チームが勝利する際に与えられるポイントで、特に3点差以内のゲームで有効です。
- 抑え投手とは？：抑え投手は、試合の終盤に登場し、リードを守る役割を担う投手のことを指します。特に得点差が小さい場合に重要です。
