この結果、チームの勝利を支えるとともに、今季のキャリアハイを更新し、13勝目を挙げました
試合開始早々の1、2回はコントロールに難を抱え、特に初回には2四球を出しながらも、ふんばりを見せて無失点で切り抜けました
その後は嶺井捕手と息を合わせ、3回、4回からはテンポ良く投球を続け、彼自身も初となる規定投球回143イニングを達成しました
試合中は0―0で進み、その間も彼の好投は際立っていました
しかし、彼には最近苦しい時期もありました
9月3日のオリックス戦では12勝目を挙げるも、11日のロッテ戦では2回で4失点、18日の日本ハム戦でも2回で6安打を許し、続けて降板する厳しい内容でした
この日は、過去の苦しい時期を乗り越え、持ち味を発揮した投球が際立ちました
小久保監督も「この1か月は苦しかったと思う
こんな大一番でしっかり仕事をしてくれました」と大関を称賛し、チームの士気を高めました
大関は試合後、「まず優勝に向けて、その後にはポストシーズンもあります
自分の状態を上げていけるような試合にできたことは大きいと思います」と優勝に向けた意気込みを語りました
ソフトバンクの大関選手が、この試合で素晴らしいパフォーマンスを見せたことは、今後のプレーオフ進出に向けたチームの士気を高める要因になるでしょう。指揮官からも称賛されたことから、チームの連携も良好であることが伺えます。
キーワード解説
- 規定投球回とは? 野球の試合で、投手が一定のイニング(通常は145イニング)を投げたときに、その投手の成績を評価するための基準です。
- キャリアハイとは? 選手がこれまでのキャリアの中で達成した最高の成績や記録を指します。
- 無失点とは? 投手が試合中に相手チームに得点を与えずに投げ切ることを意味します。

