このおみくじは、9年ぶりのリーグ優勝への期待を高める内容で、非常に幸運なスタートを切ったといえる
初詣とおみくじの結果
伊藤は年末年始に実家の北海道鹿部町を訪れた際に、隣町の函館市にある函館八幡宮で初詣を行った彼は毎年「大吉」が出るまでおみくじを引き続けるという
「4度目でようやくこれだ、と財布に入れてお守りにする」と、最高のおみくじを得た
その内容は「風吹けば 風ふくままに 港よしと 百舟千舟 うちつどいつつ」という和歌で、これは流れに身を任せることで幸運が訪れることを意味する
チームスローガンとの関連
この和歌には「港」や「舟」が含まれており、今季のチームスローガン「大航海は続く」とリンクしている函館八幡宮は「武運」の神様であり、「航海」や「漁業」の守り神が祀られているため、伊藤にとって特別な意味がある
海釣りでの幸運も引き立つ
年末年始に趣味の海釣りを楽しんだ伊藤は、57センチのアイナメを釣り上げるなど、早くも良い御利益を実感しているこの経験は、彼の精神衛生にもプラスとなり、今季のパフォーマンスに良い影響を及ぼすことが期待されている
新球「キックチェンジ」の習得
伊藤は、4月1日に行われる本拠地開幕戦、ソフトバンク戦での先発が決定しており、昨年はリーグ2位に躍進したが、王者には13.5ゲーム差をつけられたキャッチボールでは新球「キックチェンジ」の握りを披露
これは、昨年のCSファイナルで打たれたスプリットの反省から、さらなる打倒ソフトバンクのために習得を目指している
さらに、交流戦までの期間中に9週で4度ソフトバンク戦に登板する予定だ
昨季は6試合で4勝1敗の成績を収めており、「そこに勝たないことにはどうしようもない」と、目標に掲げる沢村賞に向けた意気込みが伝わってくる
伊藤選手が初詣で大吉を引いたことは、心理的にも選手にとって非常にプラスといえる。おみくじの内容は、チームに良い運をもたらし、選手自身の気持ちも高める効果があるだろう。また、新球の習得に意欲を示している点も彼の成長を表しており、今季も目が離せない。
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