試合は初回から動き出し、楽天はボイト選手の適時打と浅村選手の通算350二塁打となる中越え適時二塁打で2点を先取しました
さらに2回には中島選手の左犠飛で1点を加え、試合の流れを掴んでいました
しかし、先発の古謝投手は6回に入ると、先頭の栗原選手に中前打を許し、降板を余儀なくされました
その後を受けた2番手の宋家豪(ソン・チャーホウ)投手が1死一塁から柳町選手に2ランホームランを打たれ、1点差に迫られました
続く7回には、3番手の西垣投手が近藤選手に適時三塁打を打たれて同点となり、さらには1死三塁で栗原選手に右翼線へ勝ち越し適時二塁打を浴びました
このことにより、楽天はすべての加点が相手チームに許す結果となりました
試合後、救援陣が再び打たれたことに苦しむ楽天
石井投手コーチは「なんとか粘ってほしいんだけど、疲れもあるね」と語り、状態の悪化を示唆しました
次の試合、27日のオリックス戦で敗北すると、4年連続のBクラスが確定します
三木監督は「1試合1試合必死に戦うだけ」と声を振り絞りました
今回の楽天の試合は、安定していたはずの先発投手が降板した後、リリーフ陣が立て続けに失点を許す展開となりチームの士気が落ちたことが印象的です。連敗が続く中で、選手達は精神的にも厳しい状況に立たされているように思えます。三木監督が必死に戦う姿勢を示していることには感心させられますが、選手のケアやチームの戦略見直しが求められます。
キーワード解説
- 逆転負けとは?試合中に勝っていたチームが負ける結果になることを指します。
- 二塁打とは?ボールが二塁まで達するヒットのことで、得点につながる重要な打撃です。
- 犠飛とは?ランナーを進めるためにアウトになる打撃のことです。
- 中前打とは?外野の真ん中に飛んでヒットとなることを意味します。
- 適時打とは?ランナーが得点できるタイミングで打たれるヒットを指します。

