阪神・石井に懸念なし、抑えとしての存在感を示す

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◇セ・リーグ 阪神6―2中日(2025年9月26日 甲子園) 【能見篤史 視点】阪神・石井投手については、今季の出場に際し何の心配も不要と考えられる

本来であれば試運転を避け、楽な局面での起用を望むところだが、彼には特別な扱いが必要であることがこれまでの実績から明らかになっている

特に、抹消明けの試合でも、すぐに接戦の場面での起用が見受けられており、試合勘に問題は無いことが示されている

この試合では、8回を岩崎投手が務め、9回には石井投手が登板した

石井投手の起用は、記録への配慮があるのか、あるいは抑えの役割を彼に託けた監督の長期的なプランの一環である可能性も考えられる

また、先発した村上投手については、試合中に打球が2度当たるアクシデントもあったが、5回での交代は主に球数の増加が影響していると見られる

村上投手は勝率タイトルの獲得が期待されている一方、東投手が15勝目を挙げられなかったことから、最多勝のチャンスも開けている

そのため、中5日での登板が可能であり、残された機会を活かすために精神的にも充実した状態で臨むことが求められる

このように、阪神の投手陣には狙えるタイトルが多く残されており、選手たちにはその全てを目指す気概が必要である

阪神の石井投手は、チームの抑えとしての役割を果たし始めている。試合中の状況に応じて柔軟に起用される一方、先発の村上投手が直面したアクシデントもあり、投手陣全体の状況が注目される。特にタイトル争いが佳境に入っているため、選手たちには高いモチベーションが求められる。
キーワード解説

  • 抹消明けとは?:選手が怪我や不調によって一時的に登録を抹消された後、再びチームに復帰すること。
  • 勝率タイトルとは?:一定の試合数において、最も勝ち星を挙げた投手に与えられるタイトル。
  • 最多勝とは?:シーズン中に最も多くの勝利を収めた投手に与えられるタイトル。

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