試合後半の9回に登板し、2奪三振を含む圧巻の内容で試合を締めくくった石井は、球団が誇る藤川球児監督（45）の持つ48イニング無失点の記録を打ち破り、新たな49イニング無失点の記録を樹立した
石井はこの日、リーグ優勝が決定した広島戦以来、19日ぶりの1軍復帰を果たした
4点リードの9回に登板し、全10球中8球を直球で投げきる力強さを見せつけた
150キロ台のストレートで打者を圧倒し、無失点で試合を終えた
「監督が整えてくれた環境のおかげでこういう結果につながった」と石井はコメント
記録更新を果たしながら、冷静に次を見据えている様子もうかがえた
石井にとっての理想は、現役時代の藤川球児監督そのものであり、圧倒的なスタイルへの憧れを持ちながらも、結果を出すための選択をしてきたという
藤川監督も、その才能を認めており、「現役選手が超えてくれるのは指導者冥利に尽きる」と喜びを表現した
今後のクライマックスシリーズ（CS）に向けた期待も寄せている
また、石井自身もさらなる成長を感じている様子であり、次世代の「魔神」としての活躍が期待される
今回の記録更新は、石井投手の努力と成長を象徴しています。藤川監督の指導のもと、若い選手が歴史を更新する姿は、今後の阪神タイガースの未来に希望を与えるものです。石井選手のさらなる活躍が期待されます。
キーワード解説
- リリーバーとは？投手の中でも、特に試合終盤に登板して相手打者を抑える役割を持つ選手のこと。
- 防御率とは？投手が何点の自責点を許したかを示す指標で、一般的には数字が低いほど優秀とされる。
- クライマックスシリーズ（CS）とは？プロ野球のポストシーズンで行われるプレーオフ形式の試合のこと。
