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阪神・中野選手が打撃練習を公開、自主トレーニングで打力向上を目指す

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阪神タイガースの中野選手が11日、愛知県岡崎市内で自身の自主トレーニングを公開しました

昨シーズンは自己最低となる打率2割3分2厘を記録した中野選手ですが、今季は打力の向上に特に注力しています

中野選手は2023年に最多安打のタイトルを獲得した経験をもとに、「遠くに飛ばすのではなく、低くて強い打球を(野手の)間に打つ意識で取り組みたい」と意気込みを語りました

打撃練習では、ダッシュや打撃練習を通じて調整を行い、昨季の成績が振るわなかったことを受け、今年は自身初の打率3割達成を目指し、オフには打ち込む量を増やしてコンパクトなスイングを心掛けています

昨季はバットを高い位置で構え、そこから下げて振り始めるスタイルでしたが、現在は構える位置を下げており、「バットがスムーズに出る場所を探している」と新たな課題に取り組む姿勢を見せています

盗塁面についても自身の成績を振り返り、昨年の自己最少記録6盗塁について「スピードが落ちた部分もある」と自己分析しました

加えて、初年度に盗塁王を獲得した際の30盗塁を「超えたい数字」と掲げ、積極的に盗塁を狙う意向を示しました

中野選手の自主トレーニングの公開は、彼の成長と変化への強い意欲を感じさせます。過去の成績に満足せず、打撃練習や盗塁技術の向上に挑戦する姿勢が印象的です。特に、新たな打撃スタイルへの挑戦や高い盗塁目標を掲げる姿は、今後のシーズンでの活躍に期待が寄せられます。
キーワード解説

  • 打率とは?:打率は、選手が試合においてヒットを打った回数を、打席数で割ったもので、選手の打撃能力を示す重要な指標です。
  • コンパクトなスイングとは?:コンパクトなスイングは、素早く無駄なくバットを振ることで、ミスショットを減らし、安定した打撃を可能にする打ち方です。
  • 盗塁王とは?:盗塁王は、シーズン中に最も多くの盗塁を成功させた選手に与えられるタイトルで、選手のスピードと判断力を評価する指標の一つです。

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