阪神タイガースの原口文仁選手が今季限りで引退を発表

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阪神タイガースの原口文仁が今季限りで現役引退を発表

阪神タイガースの原口文仁選手が、今季をもって現役を引退することが明らかになった

彼は自身のSNSを通じて、「ご報告」というタイトルで引退を発表し、「支えてくださったファンの皆様、球団、仲間、家族に心から感謝します

応援ありがとうございました

次のステージで、野球と社会に恩返ししていきます」と記している

ドラフト入団から代打での活躍へ

原口選手は、2009年にドラフト6位で捕手として阪神タイガースに入団した

2012年オフには育成契約に移行したものの、2016年には再び支配下選手として復帰

育成選手期間に着実に実力を伸ばし、次第にチームの「代打の切り札」として知られる存在になった

記録的なシーズンと健康の試練

2018年には、桧山進次郎氏に並ぶ球団タイ記録のシーズン代打安打「23」をマークし、勝負強い打撃でファンの支持を集めた

しかし、2019年には大腸がんを発表し、治療を経て復帰した

近年は、23年のリーグ優勝や日本一達成時にはチームの精神的支柱として活躍した

引退への道程とファンの反響
昨オフには国内FA権を行使し残留を決断したが、今季は開幕一軍に選ばれたものの、代打としての成績が振るわず4月中旬に降格

9月13日の巨人戦では執念のヘッドスライディングで今季初安打を挙げ、ファンを喜ばせた

引退発表後、ファンからは「お疲れ様でした

ありがとうございました」などの声が寄せられ、原口選手のこれまでの活躍に感謝の意が示された

近日中に引退会見が行われる予定で、これからの活動に期待が寄せられている

原口文仁選手の引退は、多くのファンにとって大きな衝撃でした。彼の強い打撃とチームへの貢献が記憶に残っています。闘病を乗り越え、なおもファンを楽しませる姿勢は本当に素晴らしいものでした。今後の活動にも期待が寄せられます。
キーワード解説

  • 代打とは?代打は、野球の試合で先発選手の代わりに打席に立つ選手のことです。試合中に途中で交代するため、通常はバッティングを得意とする選手が起用されます。
  • 育成契約とは?育成契約は、プロ野球チームが選手を育成するために結ぶ契約で、基本的には一軍に上がれない選手が対象です。この時期にも選手の成長が見込まれれば、支配下選手として復帰することが可能です。

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