今宮選手は、クライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージが15日に開幕することを見据え、戦列復帰を目指して意欲を見せています
今宮選手は、9月4日のオリックス戦で左ふくらはぎを負傷し、翌日に登録を抹消されました
しかし、9月26日の二軍戦で実戦復帰を果たし、その後は中日との3連戦にも出場したものの、フル出場には至っていません
小久保監督とも連絡を取り合いながら、クライマックスシリーズに向けて「しっかりとゲームをこなすことがベスト」と判断し、10月6日から実施されるフェニックス・リーグ(宮崎)への参加を希望しています
これまでの回復状況は予想よりも早く進んでおり、特にペナント制覇を決めた先月27日の西武戦では、優勝メンバーに選ばれつつも二軍戦への出場を優先するなど、CSに向けた準備を怠りませんでした
日本のプロ野球史上初となる「通算100本塁打および400犠打」達成に至った今季ではありますが、出場は46試合に限られ、ケガに苦しみ続けてきました
しかし、今宮選手は悔しさをバネにして、自身の成長にもつながる刺激を受けたシーズンでもありました
特に、自主トレに参加した海野隆司捕手(28)や野村勇内野手(28)の急成長がチームに大きく貢献し、今宮選手もこれに刺激を受けています
さらに、自身が指導を行った門下生である楽天の村林一輝内野手(27)がリーグトップの142安打を記録しており、タイトル獲得も視野に入っています
このような背景から、今宮選手は自身が培ってきた成功の秘訣を弟子たちに伝授し、彼らの成長が自身の復帰に向けての励みになっています
「呼ばれた時にいつでも、どこでもいけるように」と語る今宮選手は、自身の存在意義をしっかりと理解した上で、復帰を目指して準備を進めています
今宮選手の復帰に向けた取り組みは、選手としてのプロ意識の高さを示しています。また、チームメイトとの連携や弟子への指導を通じてチーム全体の成長にも寄与している点がとても印象的です。これからのCSに向けて、今宮選手がどのようなプレーを見せてくれるのか、ファンとしても期待が高まります。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは?:日本のプロ野球において、ペナントレースの上位チームが戦うプレーオフのことです。
- 内野手とは?:野球のポジションの一つで、三塁、一塁、遊撃(ショート)などのバッターが打球を処理する守備の役割を担う選手を指します。
- ペナント制覇とは?:プロ野球シーズンの中で、最も勝率の良いチームが年間王者となることを意味します。

