広島・小園海斗、初タイトル獲得に向け驚異の打撃力を発揮

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広島東洋カープの小園海斗選手が、プロ野球シーズンの最終盤に突入し、個人タイトルの獲得を目指して目覚ましい活躍を見せている

チームは苦戦が続いているものの、小園選手の気迫あるプレーが光っている

特に、9月9日の巨人戦では初回に先制タイムリーを記録し、その後も4戦連続で初回先制打を達成

新井監督は「個人タイトルというハッキリした目標が見えているので、いい集中力で取り組めている」と評価した

打撃成績の向上

7連戦を迎える時点での小園選手の打率は.296

これに対抗する巨人の住田選手をわずか2厘差で追っていたが、3戦で7安打を放つなど果敢な打撃を展開

7試合中5度の先制打を記録し、打率は.307まで上昇し、泉口選手を1分3厘差で突き放した

得点圏での勝負強さ

小園選手の成績は、得点圏での打率.422という驚異的な数字を記録しており、これはリーグ全体でもトップクラスの勝負強さを示している

このような成績は試合の流れを変える重要な要素となり、チームにとっても大きなプラスとなっている

ヒーローとなったヤクルト戦

15日のヤクルト戦では、2安打3打点でチームの勝利に大きく貢献

初回の先制打は自己最多となるシーズン152安打目であり、さらに安打を重ねてリーグ最多安打、出塁率もリーグ1位に躍り出た

未来への意気込み
「タイトルは別に獲れると思っていない」と語っていた小園選手も、シーズンが残りわずかとなると「獲れるように頑張ります」と意欲を見せた

チームのCS進出が消滅した後は、首位打者獲得を優先する方針をとり、より一層の集中を見せている

10月30日時点で、小園選手の打率は.306でリーグ1位、出塁率.362も1位、安打数は159本で中日・岡林選手に対して3差で有利に立っている

チームが3連覇を果たした18年秋のドラフトで入団した小園選手

7年間の成長を続けてきた彼は、今後もチームの未来を支える重要な選手として期待されている

小園選手の活躍は、個人タイトル争いだけでなく、チームにとっても重要な意味を持ちます。選手一人がチームを引っ張る姿勢は、出場している仲間たちにも良い影響を与えているでしょう。また、個人タイトル獲得を意識しながらも、冷静にプレーに臨む彼の姿勢が称賛されています。今後の試合でも、その調子を維持できるかが楽しみです。
キーワード解説

  • 打率とは? 打率とは、選手が打席に立ったときに何回ヒットを打ったかの割合を示すもので、数字が高いほどヒットを打つ確率が高いことを意味します。
  • 出塁率とは? 出塁率とは、選手が出塁(ヒットや四球などで一塁に出ること)する確率を示す指標で、高い出塁率は選手が出塁できる能力が高いことを示します。
  • 得点圏打率とは? 得点圏打率とは、得点圏(ランナーが一塁または二塁にいる状態)における打率で、選手が大事な場面でヒットを打つ力を示す指標です。

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