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ヤクルト育成3位・下川隼佑投手がブルペン入り、変則投手としての才能に大きな期待

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東京ヤクルトスワローズの育成ドラフト3位で指名された下川隼佑投手(24)が、埼玉・戸田市の戸田球場で行われた新人合同自主トレーニングにおいて、早くもブルペンに登場しました

下川選手は右のアンダースロー投手であり、捕手を立たせた状態で30球を投じ、その投球力は球団OBの宮本賢治ファームコーディネーター(65)をもうならせました

下川投手は、東京ヤクルトスワローズにとって、変則投手の一員として期待されています

宮本氏は「僕や高津(臣吾)監督が入ったときよりも、いい真っすぐを投げている

彼には早い時期に1軍でのチャンスがあると思う」とその才能を高く評価しました

下川投手は、中学時代までは主に野手として活躍していましたが、湘南工科大付高校入学後に出場機会を求めて下手投げ投手に転向しました

昨年はイースタン・リーグの一員として40試合に登板し、リーグトップの102奪三振を記録するなど、その実力を証明しています

彼は4勝8敗、防御率3.86という成績を残しました

ヤクルトでは、宮本氏や高津監督だけでなく、通算93勝の故・安田猛氏といった変則投手が過去に活躍してきました

下川選手は、宮本氏から「強い球の確率を上げていけ」とアドバイスを受け、自身の成長に期待を寄せています

「課題が出てきたら一番頼れる」と感謝を述べながら、神宮球場での活躍を目指してキャンプに向けた調整を進める決意を新たにしています

選手プロフィール
下川隼佑(しもかわ・しゅんすけ)1998年3月22日生まれ、神奈川県出身

湘南工科大付高から神奈川工科大を経て2021年にオイシックス入団

昨年10月のドラフト会議でヤクルトから育成3位で指名された

身長176センチ、体重88キロ、右投げ右打ち

年俸300万円、背番号013

下川隼佑投手のこれからの活躍が非常に楽しみです。変則投手としての能力を生かしつつ、さらなる成長を目指している姿勢には期待が寄せられます。ヤクルトがどのように彼を育て、1軍へと引き上げるのか注目したいところです。
キーワード解説

  • ブルペンとは?:野球におけるブルペンとは、リリーフ投手が試合中に投球練習を行う場所のことです。ここでの投球が本番に向けた準備となります。
  • アンダースローとは?:アンダースローとは投球スタイルの一つで、腕を下から上にスイングさせて投球する投げ方を指します。このスタイルは、球の軌道が変わりにくくバッターにとって打ちづらい特徴があります。
  • イースタン・リーグとは?:イースタン・リーグとは、日本のプロ野球における2軍リーグの一つで、主に関東圏の球団が所属しています。ここでの活躍が1軍昇格のチャンスにつながります。

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