昨季シーズン途中に加入した彼は、初出場の5月28日のソフトバンク戦で幸先よく来日初安打を記録
その後の8試合で連続安打を達成するなど、交流戦では打率.342、3本塁打、10打点と素晴らしい成績を収めた
リーグ戦再開後もその好調が続き、6月13日の楽天戦から7月6日のヤクルト戦まで16試合連続安打を達成した
しかし、8月11日の中日戦で守備中に左手首を負傷し、離脱を余儀なくされた
そのため、チームはリーグ優勝を果たすものの、ヘルナンデスが復帰したCSファイナルステージでは、日本シリーズ進出を逃す結果となった
昨季の成績を振り返ると、ヘルナンデスは打率.294、8本塁打、30打点、得点圏打率は.352という数字を残している
特に巨人打線はシーズン終盤において、1番・丸佳浩、3番・吉川尚輝、4番・岡本和真の打順が固定化されていたが、5番打者に課題を抱えていた
この問題を解決するためには、ヘルナンデスがここのポジションに入ることが重要だ
外野のレギュラー争いが新外国人キャベッジの加入により激化する中、ヘルナンデスは移籍1年目の実績を活かし、オープン戦や練習試合でアピールを行う必要がある
彼が昨季のような長打力と勝負強さを発揮できれば、チームにとって明るい材料となるが、逆に苦戦するような事態になれば、昨季終盤のように打線の停滞が懸念される
また、浅野翔吾や秋広優人といった若手選手にも期待が寄せられているものの、彼らはまだ1年通してのプレー経験が乏しく、ヘルナンデスのような安定感を持ち合わせていない
そのため、今後のシーズンにおいて、ヘルナンデスの成績は巨人打線の鍵を握るポイントになると考えられる
今回の記事では、巨人のエリエ・ヘルナンデス選手がシーズンにおいてどれだけの成績を残せるかが、チームの打線に大きく影響するという点が興味深いです。特に彼の得点圏での打率や長打力が、試合の勝敗に繋がるかもしれません。
キーワード解説
- 得点圏打率とは？: 得点圏打率は、得点の可能性が高い場面での打者の打率を示す指標で、打者の勝負強さを測る重要なデータです。
- 長打力とは？: 長打力は、塁に進む際に本塁打や二塁打、三塁打などの「長打」を打つ能力を指し、得点の可能性を広げる選手の特長です。
