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オリックス・寺西、新たな武器「舜平大カーブ」を習得し開幕1軍を目指す

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オリックス・バファローズのドラフト2位選手である寺西選手(日体大)が、開幕1軍入りを目指し自らの投球 repertoire(レパートリー、すなわち投球球種の集まり)の強化に取り組んでいます

最近、大阪・舞洲で行われた新人合同自主トレーニングの第2クールの2日目にて、同じくドラフトに参加した友人、山下選手からカーブの握り方を学びました

カーブは野球で非常に重要な変化球の一つで、その投球方法には独特の握り方があります

寺西選手は、カーブを「持ち球にあるけど、得意じゃない」と述べており、これまで強みとしていたフォークやカットボール、スライダーに加えて、新たに習得したカーブを武器に変えることを目指しています

山下選手のカーブは、決め球としてもカウント球(ボールのカウントを有利にするため投げる球)としても扱える大きな武器とされており、寺西選手はその技術を「同じカーブを目指していきたい」と熱心に吸収しようとしています

これにより、投球の緩急を生かし、より多様な戦略を立てることができるでしょう

この日の自主トレーニングでは、合同練習後に初めてブルペン入りし、捕手を立たせて直球を5割の力で23球投げ込みました

視察した岸田監督は、寺西選手の投球に高く評価し、「飛ばさないで良いんじゃないかと思うくらい投げていた

能力が高いなと」と称賛を送りました

寺西選手は最速153キロの右腕であり、2月に向けて更なる強度を上げて持ち味をしっかりとアピールしたい意向を示しています

開幕1軍入りを目指す中で、自らの成長を誓う姿勢が見る者に強い印象を与えています

寺西選手が新たにカーブを習得することは、今後の活躍にも大きな影響を与えるでしょう。プロの世界でも、いかに多様な球種を持つかは試合での勝負を左右します。彼が持つ153キロの速球と新しいカーブがどのように組み合わさるのか、今後のシーズンが楽しみです。一方で、他の選手との競争も厳しいため、日々の努力が欠かせません。
キーワード解説

  • ドラフト:日本のプロ野球選手がプロチームに選ばれる際のシステムで、各チームが望む選手を指名します。
  • カーブ:投球時にボールの縫い目をうまく使って、ボールが曲がるように投げる変化球の一種です。
  • フォーク:投球の最後に急に落ちる特徴を持つ変化球で、打者が振りやすいショートバウンドになることが多いです。
  • ブルペン:投手が試合に備えて肩を作るため、他の選手の前で投球練習を行う場所のことを指します。
  • 直球:速く真っ直ぐ飛ぶ球のことを言います。野球では非常に基本的かつ重要な球種です。

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