モイセエフの野望
モイセエフは「凄い選手で、知っています自分もロシア人2人目（のプロ野球選手）として活躍したい
そういったところを目指したい」と力強く語りました
彼は現在18歳で、ロシア出身の両親を持つ自らのルーツを意識し、スタルヒン選手の伝説を受け継ぐことに強い情熱を抱いています
スタルヒンとは？
ビクトル・スタルヒンは、戦前から戦後にかけて巨人などで活躍した日本のプロ野球選手であり、ロシアから亡命後、一時は須田博の名でプレーしました彼は通算303勝を挙げ、1960年に設立された野球殿堂の競技者投票で初代殿堂入りを果たしました
選手としての希望
今年はスタルヒンの現役引退から70年にあたり、モイセエフは「いろんな人から聞きます」という言葉を繰り返し、自らの目標を再確認しましたまた、彼は北海道旭川市にあるスタルヒン球場を訪れることを夢見ています
ファンとの初の交流
自主トレ後、彼は初めてのサイン会を実施し、多くのファンに囲まれました「応援してもらっている実感が湧く
本当にうれしい」とコメントし、村上選手の後継者として期待される長距離砲としての自覚を見せました
モイセエフ選手がスタルヒンを目指す姿勢は、若い選手が先人の偉大さを受け継ごうとする情熱が伝わります。また、ファンとの交流を大切にする姿勢も印象的で、今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説
- ドラフト：プロ野球において、新しい選手を選ぶための制度のことです。各球団は、希望する選手を指名し、交渉を行います。
- 自主トレ：選手自身が自主的に行うトレーニングのことで、主にシーズンオフに行われます。選手が自分の技術や体力を鍛える時間です。
- 野球殿堂：野球の偉大な選手や関係者を顕彰するための施設です。選手は競技者投票や特別選考により、殿堂入りすることができます。
