楽天・辰己涼介外野手、米大リーグ挑戦への道を模索

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楽天の外野手、辰己涼介(28)が、米大リーグに挑戦する意向を持ち、シーズン中にポスティングシステムを利用した移籍の申請を球団に要望していたことが、5日の球団関係者への取材で明らかになりました

ポスティングシステムとは、米大リーグの球団が日本の選手を獲得するために、一定の条件を満たした際に日本の球団に対して入札を行う制度です

辰己選手は、2022年1月の契約更改交渉で「将来的にメジャーに行けるようにしたい」と語っており、 club側は現在、その要望を真剣に検討しています

また、辰己選手は9月6日に国内フリーエージェント(FA)権の資格取得要件を満たしました

この際、「7年間、私に関わってくださった方々に感謝したい」とのコメントを残しています

現在の状況では、NPB球団への移籍が可能ですが、海外FA権を取得するには最短で2年の年月が必要です

辰己選手は、神戸市出身で、兵庫・社高、立命館大学を経て2019年のドラフトで楽天から1位指名を受けて入団しました

彼は攻撃・守備の両面でチームを支え、昨シーズンには158安打を記録し、最多安打のタイトルを獲得しました

また、外野手としてプロ野球新記録となるシーズン最多の397刺殺を達成しました

今シーズンは、自己最多タイの20盗塁を記録するも、出場114試合で打率は2割4分、7本塁打、32打点と振るわず、シーズン途中に2軍降格することもありました

辰己選手の大リーグ挑戦への意向は、多くのファンにとっても注目されているニュースです。彼のこれまでの成績や努力は素晴らしく、メジャーでも活躍できる可能性を秘めています。一方で、移籍に向けての課題も多く、より一層の成長が求められることでしょう。
キーワード解説

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