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育成から飛躍を目指すヤクルト・佐藤琢磨、ブレークの兆し

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プロ野球・東京ヤクルトスワローズの佐藤琢磨投手(24)が、1月13日に埼玉の戸田球場で初の自主トレーニングを行いました

佐藤選手は、福岡ソフトバンクホークスから戦力外通告を受けて移籍した選手であり、育成選手としてヤクルトに加入しています

初日の練習では、ブルペンに入り、立った捕手に対して直球、カーブ、カットボールを投じる実戦形式の投球練習を行いました

自主トレーニングの目的

「時間がない立場なので、2月のキャンプインにベストを持っていけるように」と佐藤選手は話すなど、例年よりも早いペースでの仕上げを明言

プロ入りから多くの課題を抱えてきた彼ですが、184センチという長身から放たれる最速151キロの直球が最大の武器です

制球力向上に向けた取り組み

ソフトバンク時代は、制球に苦しんだ経験がある佐藤選手

現在は投球フォームの修正に取り組み、「制球力がよくなれば戦力になれると思っている

そこのスキルを上げていく」と意欲をみせています

大学の友人との関係

新潟医療福祉大学時代の同学年には、阪神タイガースの桐敷拓馬投手(25)がいます

昨季は両リーグ最多の70試合に登板し、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した桐敷選手に刺激を受け、「もう神様なので」と笑いながら、「負けたくないというよりかは、一緒の舞台に立ちたい」と話しました

目指すは支配下選手登録
ヤクルトへの加入を決めた際、桐敷選手から「一緒に頑張ろう」と連絡があり、同じセ・リーグで戦う仲間として切磋琢磨していく姿勢を見せています

まずは支配下選手登録を目指し、今シーズンの成功を収めることを目標としています

ヤクルトに新加入した佐藤琢磨投手は、今後の成長に期待が持たれる選手です。育成からのスタートとなるため、彼にとっては多くのチャレンジが待ち受けていますが、早速行動に移している姿勢が印象的です。特に、彼が抱える制球力の課題を克服し、チームに貢献できるかが鍵となります。大学の友人とも競い合う中で、さらなる成長が期待されます。
キーワード解説

  • ブルペンとは?:ブルペンは、投手が実際の試合とは別に投球練習を行う場所です。投手たちはこの場所で様々な球種やフォームを試します。
  • 直球とは?:直球は、最も基本的な投球であり、投手が速いスピードでまっすぐ投げる球です。打者にとっては、その速さが最も脅威と感じられます。
  • カーブとは?:カーブは、球が途中で大きく曲がる投球で、打者を欺くために使われます。変化球の一種です。
  • 制球力とは?:制球力は、投手が投げた球がどれだけ正確に狙った場所に行くかを示す能力です。高い制球力を持つ投手は、試合を有利に運ぶことができます。

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