昨年のオープン戦初戦、巨人戦での先発時には初回に7失点を喫し、その後シーズンを通しても自己ワーストの4勝という結果に終わった
この苦い経験を振り払い、伊藤は“ノーモア炎上スタート”を誓い、今季は開幕前から結果にこだわる姿勢を見せている
新たなスタイルでの挑戦
伊藤は自身の持ち味について「波がないこと」とし、試合をしっかりつくる能力が自分の強みだと語った今季はその能力をしっかりとアピールする意気込みで練習に取り組んでいる
ブルペンでの進化
また、伊藤はブルペンで約10分間の立ち投げを行った際、右腕の位置を下げた新フォームから力強い直球を投げ込んだこの変化に対し、周囲からは「お～！今の良い！」との声も漏れ、彼自身も手応えを感じながら練習を続けている
早期仕上げの目標
伊藤は12月から既に投球を開始しており、「早く仕上がっている」と手応えを述べる今後のキャンプでも積極的に投げ込みを行い、持ち前の安定感を早い段階からアピールできるよう努める意向だ
伊藤将選手の発言からは、昨シーズンの失敗を糧にして新たな挑戦をする意志が伝わってきます。自身の成長を促すために新しいフォームを取り入れ、早期からの仕上げを目指す姿勢は、多くのファンに希望を与えるものです。シーズン開始までの彼の進化が楽しみです。
キーワード解説
- ノーモア炎上スタートとは？：選手が開幕戦などで好成績を残す決意を表明し、悪いスタートを避けるという意味合いがあります。
- ブルペンとは？：投手が試合前に投球練習を行うエリアのことで、実際の試合環境に近い形で投球することが求められます。
- 新フォームとは？：投手が投球の際に取る姿勢や動作のことで、これを変更することで球速や制球力の向上を目指します。
