中日・井上監督、秋季キャンプで阪神とオリックスとの練習試合を計画

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中日ドラゴンズの井上一樹監督(54)は、10月9日、来月上旬に高知市の県立春野総合運動公園で行われる秋季キャンプ中に、同県内で訓練を行う阪神タイガースとオリックス・バファローズに練習試合を申し込んだことを明かしました

今シーズンに優勝した阪神と、3位のオリックスとの対戦は、中日ドラゴンズが実力を試す貴重な機会となるでしょう

この日、中日はシーズン終了後初の全体練習をバンテリンドームナゴヤで実施し、井上監督は来春に向けたプランを練っていると語りました

「強化メンバーを連れて行きます

その中で実戦をやりたい」とし、阪神とオリックスに対して「練習試合をやらせてもらえませんか」と打診したことを伝えました

井上監督によると、現在経験不足のピッチャーが多く、選手に対してより多くの打席を用意したいとの意図があります

キャンプの施設は、例年西武ライオンズの2軍と3軍が春季キャンプを行う春野公園であり、過去には中村剛や栗山選手が汗を流した場所でもあります

「僕の中ではメンバーとして決めています」と、自ら言及したのはシーズン終盤に1軍に登板した松木平と福田選手の名前です

現在、2人はみやざきフェニックス・リーグで鍛錬を続けており、宮崎から高知へ移動し、Aクラスチームとの対戦でシーズンを締めくくりたいとの希望を述べました

この日の練習は、フェニックス・リーグを除くメンバーにより本拠地でスタートし、井上監督は大島選手や涌井選手の名前を挙げ、激励しました

「頑張って1年間を終えた選手、ふがいない形で終わってしまった選手がいる」とし、年齢にかかわらずチーム内には成長の可能性があると強調

投手最年長の涌井選手についても「まだまだ伸びることができる」と期待感を示し、練習を開始しました

中日ドラゴンズの井上監督がアピールした練習試合の開催は、チームの実力を測るチャンスともなり得ます。特に、若手選手や経験不足のピッチャーたちにとって貴重な実戦機会となります。実力主義が強調される中、選手たちがどのように成長し、新たなシーズンに向けて自信を高めるのかが注目されます。
キーワード解説

  • 秋季キャンプとは?秋季キャンプは、プロ野球のチームがシーズン終了後に行う練習のことで、次のシーズンに向けて選手の調整や育成をする重要な期間です。
  • 練習試合とは?練習試合は、公式戦ではないが他のチームと行う試合で、選手個々の技術やチーム戦術を確認するために行われます。
  • 強化メンバーとは?強化メンバーは、チームの戦力を強化するために選ばれる選手のことで、特に能力の高い選手を指します。

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