日本ハム・斎藤がポストシーズン初セーブ、緊張の中での見事な投球

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇パCSファーストステージ第1戦  日本ハム2―0オリックス(2025年10月11日 エスコンF) 今季のプロ野球ポストシーズン初戦で、日本ハムの斎藤が9回に登板し、緊張感あふれる場面で記念すべき初セーブを挙げた

斎藤は、エスコンフィールドで詰めかけたファンの歓声の中で、自らの心臓の高鳴りを感じながらマウンドに立ち、「めちゃくちゃ緊張しました」と振り返った

この試合は、日本ハムが2-0でリードして迎えた9回で、斎藤は3番手として登板

初打者の西野を160キロの直球で一ゴロ、続く森は151キロのスプリットで再び一ゴロに仕留め、最後の杉本は148キロのスプリットで空振り三振を奪った

この見事な投球によって、斎藤はプロ入り7年目にして初めてのポストシーズンでのセーブを記録した

斎藤は、「ホッとしました

凄いところで野球をやっているなと」と感慨深げに語った

彼は阪神時代から速球派として名を馳せていたが、精神面において不安定な部分もあった

2022年にトレードで日本ハムに加入した際には、新庄監督から「メンタルがノミぐらいの心臓らしい」と冗談交じりにイジられることもあった

しかし、この日は新庄監督の支えがあったことが、彼の素晴らしい結果につながった

特に今季初のセーブを挙げた試合では、監督から「緊迫した試合を味わえるのはグラウンドに立っている選手だけ」という激励の言葉が、斎藤の心に響いたという

斎藤はその言葉を携帯で保存し、大切にしている

今後も彼の活躍が期待される

「このプレッシャーは限られた人しか経験できない

プロ野球選手として、本当に幸せを感じてマウンドに上がりました」と語る斎藤

これからのファイナルステージでのさらなる活躍が楽しみである

この試合は、日本ハムの斎藤選手にとって特別な一戦となりました。プロ7年目にして初のポストシーズンでのセーブを挙げることができただけでなく、緊張感を楽しむ姿勢が印象的です。今後の彼の成長に期待が高まります。
キーワード解説

  • セーブとは?:試合の終盤に登板し、勝利を守る投手の役割を指します。先発投手がゲームをリードしていた状態で、最終的に試合を締めくくった場合に付与されることが多いです。
  • スプリットとは?:スプリットフィンガーファストボールの略で、投球の一種です。ボールが投げられた後に急激に落ちる特徴があり、打者にとっては空振りしやすい球種です。
  • ポストシーズンとは?:シーズンの終盤に行われる、プレーオフのことです。リーグチャンピオンや日本一を決めるためのトーナメント形式で行われます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。