昨季、現役を引退した早稲田大学の先輩である和田氏の指導下でトレーニングに励んでおり、その充実感を語った
小島は「和田さんは引退されても、僕らのために朝から晩まで一緒に過ごしてもらっている
ここでの経験は非常に価値がある」と、感謝の意を表した
トレーニングメニューの進化
この日は体幹トレーニング、ランニング、恒例の坂道ダッシュなどを行い、限界を追求した特に傾斜のあるマウンドからの立ち投げでは12球を投じ、昨年よりも練習量が増えていることを実感したという
小島は、「和田さんの40代向けトレーニングメニューを遂行し、体幹やムーブメントトレーニング、ウエイト、ランニングの質も向上している」と満足そうに語った
開幕投手への期待
来季は開幕投手に選ばれることが期待されており、これは涌井秀章以来の連続開幕投手という大役である「特にこだわりはないが、任された以上は結果を残すことが最優先」と述べ、覚悟を示した
チームの目指すべき目標はリーグ制覇と日本一であり、昨季3位に終わったため、特に首位のソフトバンクに打ち勝つことを強く意識している
「ソフトバンクに唯一勝っていないことが悔しい」と小島は語り、自らの成長への決意を強調した
和田氏との関係性の深まり
和田氏との自主トレは2年連続、3度目となる来季からは自身が後輩たちに指導を引き継ぐ可能性もあり、「そのためには自分自身が模範となり、姿勢や態度に気をつけなければならない」と責任感を表明した
最初の開幕カードはソフトバンクとのビジターにおける3連戦であり、小島にとっては恩返しの意味も含まれている
自身の安定を保つためにも、「怪我をしないことが目標だが、その中で勝ちを計算されるピッチャーにならなければならない」と決意を固めている
小島投手は、元ソフトバンクの和田氏からの指導を受け、充実した自主トレーニングに取り組んでいる様子が伝わります。開幕投手の座を狙う中で、ソフトバンクに対する悔しさも感じ、そこを突破することでチームの目標にも貢献したいという意欲が見えます。彼の成長が期待される一方で、周囲との連携や後輩たちへの指導にも力を入れる姿勢がすでに伺えます。
キーワード解説
- 自主トレとは?:選手が自主的に行うトレーニングのことで、チームが定める練習以外に、個別に技術向上や体力強化を目指して行う活動です。
- 開幕投手とは?:プロ野球のシーズン最初の試合で先発として登板する投手のこと。チームにとって非常に重要な役割を果たします。
- 防御率とは?:投手が与えた失点がどれくらいかを示す指標で、数値が低いほど投手の成績が良好であることを示します。