オリックス・山岡泰輔がFA権に関する思考を明かす

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オリックス・バファローズの山岡泰輔投手(30)は、10月12日に行われた記者会見で、5月に取得した国内フリーエージェント(FA)権について熟考していることを明らかにした

山岡投手は、プロ野球9年目に突入した今季において、リリーフ専任として41試合に出場し、5勝3敗13ホールド、防御率4.25という成績を残している

今季の成績とチームへの貢献

リリーフ投手とは、試合の途中で登板し、試合を引き締める役割を担う投手のことを指す

特に、山岡投手の13ホールドは、チームが勝利を収めるためにいかに重要だったかを示している

ホールドとは、投手が後続投手に勝機をつないだ際に与えられる成績で、守護神役のクローザーに繋ぐ判断力や技術が求められる

FA権についての考え

この日の日本ハム戦(エスコンフィールド)では、山岡投手はベンチ外となったが、「シーズンが終わったばかりで、FAについては全然考えていない」と強調した

今後、球団側からFA権に基づく条件提示があると見込まれるが、現時点での具体的な考えは持っていないとのことだ

球団からの期待

山岡投手の今季の推定年俸は6800万円で、これはFA選手の補償が発生しないCランクに分類される

FA権を持つ選手を獲得する際には、人的補償や金銭補償が必要になるが、Cランクの場合はその必要がないため、他球団にとっては獲得しやすい選手となる

岩崎翔選手のコメント
同じく今季中日からトレードで加入した岩崎翔投手(35)は、「今日までチームが勝つことだけを考えてきた」と、個人の将来についての考えを控えめに述べた

彼もまたチームへの貢献を最優先にしている様子が窺える

今回の山岡投手のコメントから、チームと個人の目標がいかに密接に関連しているかが伝わってきます。FA権を巡る考えがまだ具体化していないことも、彼がチームの一員としてどれだけ真剣に勝利を目指しているのかを表しています。プロスポーツ選手が置かれている厳しい状況が、選手個人の将来を考えさせる要因になっていることを改めて考えさせられるでしょう。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?- プレーヤーが契約期間の終了後、他のチームと自由に契約できる権利のことで、特にプロスポーツ界の選手にとって重要な権利です。
  • ホールドとは?- 決勝点を与えずに試合を進めたことを表す成績で、リリーフ投手が重要な局面でチームを守り抜いたことを示します。
  • リリーフ投手とは?- 試合の途中から登板し、試合展開の重要な局面でピッチングを行う投手のことを指し、チームの勝利に大きく貢献します。

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