北海道日本ハムファイターズ、逆転勝利でファイナルステージ進出を決める

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北海道日本ハムファイターズ、劇的な逆転劇でファイナルステージ進出

2023年10月12日、クライマックスシリーズのファーストステージ第2戦がエスコンフィールドHOKKAIDOで行われ、北海道日本ハムファイターズがオリックス・バファローズを相手に5-4で逆転勝利を収めた

この勝利により、ファイターズは2連勝を達成し、ファイナルステージへの切符を手に入れた

スタンドは歓喜に包まれ、ファンたちの熱気が充満した

試合の先発マウンドには北山亘基選手が立った

北山は初回、先頭の廣岡選手を初球でショートゴロに仕留め、続けて太田選手と紅林選手を連続三振に打ち取る圧巻の立ち上がりを見せた

しかし、2回表には杉本裕太郎選手に左中間スタンドへソロホームランを打たれ、先制点を許してしまう

その裏、ファイターズはすぐに反撃を開始

オリックス先発の宮城大弥投手から山縣秀選手がレフト前ヒットで出塁し、田宮裕涼選手の送りバントで一死二塁のチャンスを作る

続く水谷瞬選手が打った打球はショートのグラブを弾き、センター前に転がるタイムリーヒットとなり、山縣選手が生還

これで試合は1-1の同点に追い付いた

しかし、3回表に再びリードを奪われる

ヒットで進塁した若月選手と廣岡選手によって一死一三塁のピンチを迎え、紅林選手にカットボールをレフトスタンドへ運ばれ、1-4と再びオリックスがリード

この時、ファイターズには重苦しい空気が漂い始めた

だが、打順を追うごとにファイターズも粘りを見せる

3点を追う展開で迎えた3回裏に、レイエス選手がレフト前ヒットで出塁し、清宮幸太郎選手がセンターへの2点タイムリースリーベースヒットを放った

これで3-4と1点差

続いて4回には宮城選手に代わり、九里亜蓮投手が登場

ファイターズは満塁のチャンスを作るも、得点には至らなかった

北山選手は4回63球を投げ、被安打4、失点4での降板となり、「紅林選手に許した一発が本当に悔やまれます」と悔しさを滲ませていた

ファイターズは継投策に入り、金村尚真投手が5回を無失点に抑える

続く6回にはピンチを切り抜け、7回からは上原健太投手が登板し、三者凡退に抑える

この間にもオリックスの岩嵜翔投手がマウンドに上がり、緊迫した試合が続く

8回裏、ファイターズは万波選手がヒットで出塁、矢澤宏太選手もヒットで続いてチャンスを広げる

そして、レイエス選手がフルカウントから逆転となる2点タイムリーを放ち、ついに5-4と逆転する

スタジアムは歓喜の声に包まれ、ファイターズ選手たちは喜び合った

最終回は齋藤友貴哉投手がマウンドに立ち、159キロのツーシームなどを駆使して西野選手、来田選手を連続三振に仕留め、最後の森選手はセカンドゴロに打ち取った

試合はそのまま終了し、ファイターズはファイナルステージ進出を決めた

試合後、齋藤選手は「プレッシャーを感じるのはプロ野球選手として本当に幸せなこと」と語り、ファイナルステージに向けた意気込みを見せた

監督の新庄剛志氏も「こういう試合をファンの皆さんに見せられたことが嬉しい」と安堵の表情を浮かべた

クライマックスシリーズのファイナルステージは10月15日に福岡で開幕する

今回の試合では、ファイターズが逆転勝利を収めただけでなく、チーム全体の連携が光りました。選手たちの集中力と粘り強さが、ファイナルステージ進出へとつながりました。ファンからの声援を背に、彼らが次のステージでどのような戦いを繰り広げるかが楽しみです。
キーワード解説

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