DeNAがCS第2戦で巨人を劇的逆転サヨナラ勝利、野球解説者が分析
2025年10月12日、横浜スタジアムで行われたプロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズ（CS）ファーストステージ第2戦において、横浜DeNAベイスターズが読売ジャイアンツに劇的な逆転サヨナラ勝利を収めた試合は延長11回に及び、7－6というスコアでDeNAが勝利を収め、この結果としてファイナルステージ進出を果たした
試合は両チームとも初回に5点を挙げるという打撃戦のスタートを切ったものの、その後は投手戦にシフトした
特に10回まで両軍は得点を挙げることができず、試合は緊迫した状況に突入した
延長戦が進む中、巨人が11回表に1点を獲得しリードを奪ったが、DeNAはその裏に執念の逆転劇を展開した
6－5で迎えた11回裏、DeNAは2死走者なしの状況から、石上泰輝内野手が内野安打を放ち出塁した
この場面で石上は次の球で盗塁を成功させ、2死2塁のチャンスを作る
ここで林琢真内野手のタイムリーヒットにより同点に追いつくと、さらに代打の度会隆輝外野手がライト前ヒットで続き、最後は蝦名達夫外野手がサヨナラタイムリーを放ち劇的な勝利を収めた
この試合について高木豊氏（66）、元ヘッドコーチで現在は野球解説者として活躍する彼は、巨人のバッテリーに疑問を呈した
この試合では、巨人の田中瑛斗投手が11回を投げ、捕手が小林誠司から大城卓三に代わったが、高木氏は盗塁に対する警戒がなかった点を指摘
「完全に投手のモーションを盗まれていた」と分析し、巨人バッテリーの無警戒さが勝敗に影響したと語った
高木氏はまた、両チームが総力戦の中でそれぞれの投手陣が奮闘したことにも触れ、特にDeNAの石田裕太郎投手や平良拳太郎投手の投球に高評価を与えた
次なるファイナルステージでは、DeNAは敵地・甲子園球場で阪神タイガースとの戦いに臨むことになる
今回の試合では、DeNAが巨人に劇的な逆転劇を見せ、ファイナルステージ進出を果たしました。高木豊氏の分析は、バッテリーの戦略に新たな視点を提供し、今後の試合にも影響を与えそうです。
キーワード解説
- クライマックスシリーズ（CS）とは？トーナメント方式で行われるプロ野球のポストシーズンで、リーグごとに優勝チームが争う。
- 盗塁とは？バッターが打っている間に走者（ランナー）が次の塁に進むことを指し、相手チームの注意が逸れている隙に行われるプレー。
- サヨナラ勝ちとは？試合の最後にチームが逆転し、その得点によって試合が終了することを言う。
