巨人・阿部監督、引退長野選手への思い語る

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巨人の阿部慎之助監督は、15日に引退を発表した長野久義外野手について「一番かわいがってきた後輩の一人

辞めるって、さみしいなって思った」と感慨深いコメントを残しました

阿部監督は、東京・大手町にある読売新聞東京本社で、山口寿一オーナーにシーズン終了を報告した後、報道陣の取材に応じました

長野選手との特別な絆

長野選手と阿部監督は、現役時代にオフシーズンにグアムで一緒に自主トレーニングを行っていた仲間であり、2012年には共にチームの日本一を目指して戦った同僚でもあります

この関係性は、単なる選手と監督の枠を超えた深い絆を築いていました

悔いの残るクライマックスシリーズ敗退

今季のクライマックス・シリーズ(CS)では、ファーストステージの第2戦に長野選手をベンチ入りさせたものの、出場機会を与えられずに終わりました

「打席に何とか立たせてあげたかった

すごく悔いが残っている」と阿部監督は語り、最後の共有の場を用意できなかったことへの後悔を表明しました

長野選手に寄せる愛情

長野選手の印象を聞かれると、阿部監督は「ひと言で言うとホストだね」と表現し、「ホストの精神を持っていると思うよ」と続けました

ここでの「ホスト」とは、他者を気遣い、心地よくさせる能力を持つ人を指す言葉であり、長野選手のそのような才能を改めて称賛しました

今回の阿部監督のコメントからは、選手間の絆の深さや、監督として後輩にかける思いの強さが見て取れます。長野選手の引退はチームにとって特別な存在を失うことを意味し、阿部監督の後悔もその感情の一部だと感じられます。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?プロ野球におけるポストシーズンのステージで、リーグチャンピオンを決定するための playoff 形式の試合です。
  • 自主トレーニングとは?選手がオフシーズンに個人的に行う訓練で、主に技術向上や体力維持を目的としています。

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