リーグ優勝を果たしたソフトバンクが、2位の日本ハムと対戦し、試合は延長に突入する接戦となった
試合は1－1の同点で迎えた延長10回に、ソフトバンクの山川穂高内野手（33）が劇的なサヨナラ打を放ち、チームに勝利をもたらした
これにより、ソフトバンクは本拠地でのCSで10連勝を記録し、アドバンテージ1勝を加え、対戦成績を2勝0敗とした
山川は満塁の状況で際どい初球を強振し、打球は三塁手の頭上を越える見事な一打となった
試合後、彼は「普通に思い切ったら、あれだけ跳ねた
サードゴロかなと思ったけど、勝ちは勝ち
めっちゃラッキー！」と喜びを語った
彼は第1打席では安打を記録したものの、その後は打撃が続かなかったが、延長戦では集中力を取り戻し一球に全力を尽くした
試合中には日本ハムの主砲・レイエスのパワフルな打撃に刺激を受けていたという
そのレイエスは8回に同点ソロを放ち、延長10回にも単打を記録しており、山川は今後の試合で彼のようなパフォーマンスを目指すと決意を新たにした
山川は昨季のファイナルステージでも素晴らしい成績を残しており、CSでは西武時代から通算17試合に出場し打率・345、7本塁打、12打点を記録しており、これまでのCSでのパフォーマンスは非常に優秀だ
チームがCSでのサヨナラ勝ちを収めるのは10年ぶりであり、アドバンテージを含めた勝利は日本シリーズ進出に近づいていることを示している
山川は試合後、「また打ちたい
また勝って、すぐ終わらせたい」と力強く発言し、翌日16日の第2戦に向けて意気込みを見せた
過去のCSで2勝0敗のチームの中で、敗退した例は少なく、高い確率で日本シリーズ進出が期待される状況だ
この記事では、ソフトバンクの延長戦でのサヨナラ勝ちを中心に取り上げています。山川選手の劇的な一打は、チームの日本シリーズ進出に向けた大きな一歩であり、彼の活躍とその背景を知ることで、今後の試合にも期待が高まります。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは？ - 日本のプロ野球において、シーズン終了後に行われるプレーオフで、リーグの優勝チームとその下位チームが対戦し、勝者が日本シリーズへの進出権を獲得する仕組みです。
- サヨナラ打とは？ - 試合が同点の場合、9回以降の攻撃で得点を挙げて勝利を決定づけるヒットを指します。このようなプレーは特に観客やチームメートに感動を与えるため、重要視されます。
- アドバンテージとは？ - プレースタイルや環境などにおいて、特定のチームやプレイヤーが持つ有利な状況を指す言葉で、通常はクライマックスシリーズなどの短期決戦で用いられます。
