特に注目されたのは、レギュラー選手の白紙状態の明言である
現在ポジションが確定しているのは小園海斗内野手（２５）のみで、他の選手には競争の激化が求められるとした
新たなチーム構想と坂倉選手の再コンバート案
新井監督は「今、ポジションが決まっているのは小園しかいないあとはいろんな想定をしながらという感じかな」と語り、選手間の競争を促進する姿勢を示した
さらに、坂倉将吾捕手（２７）を捕手以外のポジションでも起用する可能性を初めて公表した
坂倉選手は今春キャンプ中に右手中指を骨折し、シーズン中はスローイングに不安を抱えていたが、91試合にスタメンマスクをかぶった
しかし、打率は低調な・238に終わった
複数ポジション練習の推奨
新井監督は、「坂倉も来年は捕手一本じゃないよ」と伝えたとされ、内野だけでなく外野の練習も行う方針を明かした坂倉選手は例外なくポジション争いに加わることになる
オリックス戦における新たな挑戦
オリックス戦では、佐々木選手が初めて「３番・右翼」で出場し、新井監督はその動きを直接確認「初めてのライトだったけど、まずまず動けるなと見えた」と評価した
また、坂倉が三塁を守る際には、佐々木がライトでの起用も視野に入れているとのこと
今後のドラフト会議と競争加熱の予想
さらに、チームは23日に行われるドラフト会議で、注目のスラッガー創価大・立石選手を1位指名する計画を明らかにしているこの選手が加われば、ポジション争いはさらに激化し、選手たちのレベルアップにもつながることが期待される
「走攻守全てでレベルアップしてもらいたい
チャンスはたくさんある」と新井監督は若手選手にメッセージを送り、精神的な競争を促す意図を示した
新たな挑戦は、宮崎・日南でのキャンプを通じて本格的に始まっている
新井監督が広島カープでの新しい方針を発表し、選手間の競争を重視する姿勢を示した。このことは、若手選手が早く成長する上で非常に重要な要素となるだろう。特に複数ポジションでのプレーを促すことで、選手たちの能力向上につながることが期待される.
キーワード解説
- 新井監督とは？ 就任4年目の広島カープの監督で、チームの新しい方針や選手育成を目指している。
- ポジション争いとは？ 各選手が自分のポジションを確保するために競い合うことを指す。
- 再コンバートとは？ 選手が主に守っていたポジションから別のポジションに挑戦すること。
- フェニックス・リーグとは？ 秋季に行われるプロ野球の若手選手のためのリーグ。
